喫煙者も、そうでない人にも注目されている、電子タバコ。
その電子タバコですが、実は様々な種類が存在します。
最近よく目にする、アイコスやプルームテック。
これらはニコチンが含まれ、紙のタバコに代わり急激にシェアが拡大している「加熱式タバコ」です。
一方、ニコチンが全く含まれない種類の電子タバコも注目されています。
「リキッド」と呼ばれる香りの付いた液体を加熱し、蒸気を吸い込むタイプ。
カートリッジを交換する物、使い捨てタイプなど、様々な種類が発売されています。
電子タバコによって、味の濃さや煙の量・質など、それぞれ全く異なっているのです。
電子タバコを購入する前に、どのような種類の製品が発売されているのか?自分に合った種類を調べておくことをおすすめします。
今回の記事では、電子タバコの種類について特徴を一覧表にまとめて公開!
後半では、それぞれの種類別に、さらに詳しく説明しています。
この記事の目次一覧
電子タバコの種類を一覧でチェック!
詳しい説明に移る前に、電子タバコの種類についてまとめた「一覧表」をご覧ください。
電子タバコの業界は、新しい製品が次から次へと発売されています。
細かく見ていくとキリがないため、ここではあくまで一般的な電子タバコの種類を、編集部なりに簡易的にまとめています。
電子タバコの種類一覧表
※2018年5月作成
加熱式タバコ | 加熱タイプ | |
リキッドタイプ | ||
リキッド式電子タバコ | カートリッジ式 | |
使い捨て式 | ||
リキッド式電子タバコ(ベイプ) | MODタイプ | |
ペンタイプ |
それぞれの種類ごとに、特徴を見ていきましょう。
加熱式タバコ
明確に決まっているわけではありませんが、加熱式タバコにも現状2つの種類が存在します。
ひとつは、タバコ葉を直接加熱して、紙タバコに近い吸いごたえを実現した「加熱タイプ」。
もうひとつは、カートリッジに含まれる液体(リキッド)を蒸気に変え、タバコ葉の詰まったカプセルを通って風味を引き出す「リキッドタイプ」です。
それぞれの特徴を順番に見ていきましょう。
加熱式タバコ(加熱タイプ)
特徴 | タバコ葉を直接高音で加熱し、蒸された蒸気を吸い込む。紙タバコに近い風味や吸いごたえを実現している。 |
サイズ | バッテリーが大きいため、やや大きくて重量感もある。 |
煙の量 | ほとんど煙が出ていないように見えるが、「匂い」は感じる。 |
味の濃さ | 紙のタバコに近い、ずっしりとした吸いごたえと芳醇な味わいが特徴。 |
メンテナンス性 | 数本〜1箱吸うごとに簡易的なクリーニングをするのが一般的。 |
ニコチン | 含まれる。 |
加熱式タバコ(リキッドタイプ)
特徴 | リキッドを加熱して蒸気を作り、その蒸気がタバコ葉のカプセルを通ってニコチンと風味を抽出する。 現在ではJTの「プルーム・テック」のみ。 |
サイズ | 紙タバコに似せた、コンパクトでスマートなサイズ。 |
煙の量 | 紙タバコより少なく、あまり目立たない程度。 |
味の濃さ | 他の加熱式タバコに比べ、うす味。 |
メンテナンス性 | メンテナンス不要。 |
ニコチン | 含まれる。 |
加熱式タバコについて、もっと詳しい情報を先に読みたい方は、以下からジャンプできます。
リキッド式電子タバコ(非ベイプ)
編集部では、リキッドを自由に交換(補充)できる製品を「ベイプ」。
リキッドを交換できない製品を、「非ベイプ」として分類してみました。
ベイプの特徴は、ベイプ用に発売されている「リキッド(香りのついた液体)」を選べることにあります。
「非ベイプ」の製品、「カートリッジ式」と「使い捨て式」2種類の電子タバコは、自由にリキッドを補充することはできません。
特徴を見ていきましょう。
カートリッジ式
特徴 | あらかじめリキッドが入った「カートリッジ」を取り付けて使う。カートリッジはその都度使い捨てる。 |
サイズ | 紙タバコに似せて作っているので、小さくてスマート。 |
煙の量 | 紙のタバコに近い。ベイプと比較するとやや少なめ。 |
味の濃さ | ベイプと比較すると、うす味。 |
メンテナンス性 | メンテナンス不要。 |
ニコチン | 含まれない。 |
カートリッジ式電子タバコについて、もっと詳しい情報を先に読みたい方は、以下からジャンプできます。
使い捨て式
特徴 | 本体にバッテリーとリキッドを内蔵する。リキッドが切れた時点で破棄する。 |
サイズ | 紙タバコに似せて作っているので、小さくてスマート。 |
煙の量 | 紙のタバコに近い。ベイプと比較するとやや少なめ。 |
味の濃さ | ベイプと比較すると、うす味。 |
メンテナンス性 | メンテナンス不要。 |
ニコチン | 含まれない。 |
使い捨て式電子タバコについて、もっと詳しい情報を先に読みたい方は、以下からジャンプできます。
リキッド式電子タバコ(ベイプ)
「煙の量」も「味」も圧倒的に濃厚で、世界的に大きなシェアを誇る電子タバコ、ベイプ。
ここで紹介するリキッド式電子タバコ「ベイプ」は、リキッドを自由に選べ、補充できるタイプの電子タバコ。
ベイプは本体の種類も多彩で、常に新しい製品が発売され続けています。
ここでは、一般的な2つのタイプに分類して紹介します。
MODタイプ
特徴 | 大容量のバッテリー(MODと呼ぶ)を使用し、自分好みの味や煙にカスタマイズ・設定を整できる。味も煙の量も、他の電子タバコより濃厚。 |
サイズ | タバコの箱ほどの大きさが一般的で、電子タバコの中では大きめ。 |
煙の量 | 多い(製品・設定による) |
味の濃さ | 濃い(製品・設定による) |
メンテナンス性 | メンテナンスや部品交換が必要。製品によっては高度な知識が必要。 |
ニコチン | 含まれない。 |
MODタイプについて、もっと詳しい情報を先に読みたい方は、以下からジャンプできます。
ペンタイプ
特徴 | 基本的な仕組みはMODタイプと同じ。カスタマイズや設定の調整はあまりできない。高度な知識は不要で、簡単に使用できて、コンパクト。 |
サイズ | マーカーペンくらいのサイズの物が主流。 |
煙の量 | 多い(製品・設定による) |
味の濃さ | 濃い(製品・設定による) |
メンテナンス性 | 基本的なクリーニングと、部品交換が必要。 |
ニコチン | 含まれない。 |
ペンタイプについて、もっと詳しい情報を先に読みたい方は、以下からジャンプできます。
ここまで、電子タバコの種類を6つに分け、特徴を簡単に紹介しました。
おさらいすると、大きく分けてニコチンの含まれる「加熱式タバコ」。香りのついたリキッドを使う、「リキッド式電子タバコ」。
リキッド式電子タバコの中にも、「ベイプ」と呼ばれるリキッドを変えられるものと、そうでないものがあります。
ここからは、それぞれの電子タバコの種類について、さらに詳しく解説していきます。
ニコチンを含む電子タバコ
ニコチンや、ニコチンを含む製品は、薬事法の承認がなければ販売できません。
そのため、日本国内では、「加熱式タバコ」以外にニコチンを含む電子タバコは販売されていません。
万が一、日本国内でニコチンを含む製品が販売されていた場合、違法販売となってしまいます。
ただし、後ほど説明するように、「個人輸入」という方法でニコチン入りのリキッドを海外から輸入・販売代行しているショップもあります。
ニコチンを含む唯一の「加熱式タバコ」
最近では一般的になった、プルームテックやアイコス、グロー。
これら「加熱式タバコ」には、紙タバコと同じようにニコチンが含まれています。
ちょっとややこしい話ですが、こうした製品はあくまでも「加熱式タバコ」であって、「電子タバコ」とは異なります。
その名の通り、「加熱式タバコ」は、タバコ葉を加熱して吸引するもの。
これまで紙タバコを販売していた、JTやフィリップモーリスなど、タバコメーカーが商品を開発・販売しています。
加熱式タバコは、タバコ葉を使用しているので紙タバコと同じように税金が課税されます。
加熱式タバコの商品一覧については、後ほどまとめて紹介しています。
先に読みたい方は、以下からジャンプできます。
ニコチンが含まれる「リキッド」は違法?
香りのついた「リキッド」を、加熱して蒸気に変えて吸う、「ベイプ」。
ベイプの魅力は、世界中のメーカーから発売されている、様々な風味の「ベイプ用 リキッド」を楽しめることにあります。
実は、海外ではベイプのリキッドにニコチンが含まれているのが普通。
紙タバコの代わりにベイプを楽しんでいるユーザーも多いのです。
日本国内でも、オンラインショップなどを調べていると、ニコチンの入ったベイプ用のリキッドが販売されているのを時々見かけます。
しかし、これはあくまでも「グレーゾーン」な販売方法なので、購入の際は注意が必要です。
上述した通り、日本国内ではニコチンの入ったリキッドの販売は違法です。
オンラインショップでニコチンの入ったリキッドを販売している業者は、海外から「個人輸入」という方法で代行販売しています。
個人輸入なら、一定の量に限りニコチン入りのリキッドを輸入できてしまうのです。
日本ではニコチンを含有する電子たばこ用の液体は、薬事法にて医薬品とされるため主に日本国外から個人輸入が可能で、国内では販売されていない。
引用:Wikipedia
リキッド式電子タバコの詳細については、後ほどさらに詳しく解説しています。
ニコチンなしの電子タバコ
ニコチンが入っていなくても、煙の量や濃さが紙タバコに近く、吸いごたえのある電子タバコはたくさんあります。
中には、「タバコ味」「葉巻味」などのリキッドも販売されており、紙タバコそっくりな味のリキッドも販売されています。
ニコチンなしの電子タバコには、大まかに以下のような種類が存在します。
- カートリッジ式電子タバコ
- 使い捨て式電子タバコ
- MODタイプ(ベイプ)
- ペンタイプ(ベイプ)
それぞれの種類の電子タバコについて、詳しく説明していきます。
カートリッジ式
煙の量 | 少ない | 多い | |
味の濃さ | 薄い | 濃い | |
味の種類 | 少ない | 多い | |
価格 | 高い | 安い | |
サイズ | 大きい | 小さい | |
使いやすさ | 難しい | 簡単 |
このタイプの電子タバコは、カートリッジを交換するだけで使えてしまいます。
「ベイプ」のように自分でリキッドを補充する必要もなく、メンテナンスもクリーニングも不要。
カートリッジ式電子タバコは、見た目は紙タバコに似せたものが多く、外出中や喫煙所でも違和感なく使えます。
サイズが小さく、持ち歩きに適しており、煙の量もベイプと比べると少なめ。紙タバコにとても近い印象です。
ベイプと比べてネックとなるのが、「味」の種類が少ないこと。
カートリッジ式電子タバコのカートリッジは、基本的にメーカーが異なれば互換性はありません。
ほとんどの商品で、数種類 〜 多くても10種類前後の味しか選べないのが普通。
「煙の量」や「味の濃さ」に関しても、ベイプと比べると大きく劣ります。
使い捨て式
煙の量 | 少ない | 多い | |
味の濃さ | 薄い | 濃い | |
味の種類 | 少ない | 多い | |
価格 | 高い | 安い | |
サイズ | 大きい | 小さい | |
使いやすさ | 難しい | 簡単 |
紙タバコに似たサイズ感で、吸いごたえや煙の量、味の濃さも「カートリッジ式」とほとんど変わらない、使い捨て式。
カートリッジ式電子タバコとの違いは、バッテリーを含め、その都度「使い捨て」にするということ。
「リキッド」も「バッテリー」も、本体に内蔵されていますが、煙(蒸気)が出なくなったらそのまま破棄します。
たしかに便利な一面もありますが、経済的で環境にも優しいカートリッジ式をおすすめしたいというのが正直なところ。
1本あたりの単価は安いですが、長く使うほどカートリッジ式の方が割安になります。
使い捨て式電子タバコは、とりあえず電子タバコを試してみたいという方に向いているのではないかと思います。
MODタイプ(ベイプ)
煙の量 | 少ない | 多い | |
味の濃さ | 薄い | 濃い | |
味の種類 | 少ない | 多い | |
価格 | 高い | 安い | |
サイズ | 大きい | 小さい | |
使いやすさ | 難しい | 簡単 |
「ベイプ」の中では最も奥が深く、製品によっては知識や経験が必要なMODタイプ。
見た目が大きく、商品の種類も豊富です。
ペンタイプに対してバッテリー部分が四角い箱のような形をしており、「ボックスMOD」と呼ばれることも。
このタイプの電子タバコは、味の濃さや煙の量など目を見張るものがあります。
自分でカスタマイズして、味や煙の量を調整できるのも大きな特徴です。
少し難しそうな印象もありますが、趣味的な要素が強く、パーツや本体を収集する楽しさもあります。
「MOD」は、簡単に説明するとベイプにおけるバッテリーユニットのことを指しています。
MODとアトマイザー部分が別々に購入できる製品が一般的で、アトマイザーというのは、リキッドを加熱して蒸気に変える、「気化装置」となる部分です。
ベイプの楽しさは、実はこのアトマイザーにあります。アトマイザーによって、味や煙の濃度に大きく違いが出るのです。
自分の好みに合わせてアトマイザーを付け替え、自分に合った煙の量や味の濃さを作り上げていきます。
アトマイザーについてさらに詳しく解説!
アトマイザーの中には、リキッドを加熱するための「コイル」と呼ばれる部品が付いており、この部品は消耗品です。
ベイプの中〜上級者になると、この「コイル」を自作することで、自分好みの味や煙を作り出します。
味や煙の濃さが最大限引き出せる反面、クリーニングやメンテナンスの手間がかかるのが、MODタイプのデメリット。
機材の金額も他の製品と比べると割高で、自分好みの味を求め始めると沢山の本体やパーツを購入することになり、費用もそれなりにかかってしまいます。
ペンタイプ
煙の量 | 少ない | 多い | |
味の濃さ | 薄い | 濃い | |
味の種類 | 少ない | 多い | |
価格 | 高い | 安い | |
サイズ | 大きい | 小さい | |
使いやすさ | 難しい | 簡単 |
基本的な仕組みは「MODタイプ」と同じですが、サイズがコンパクトで扱いやすい「ペンタイプ」。
ペンのように細長く、ほとんどの製品がアトマイザーとバッテリーが一体型になっています。
見た目は小さいですが、製品によってはMODタイプと同じくらいの煙や味を楽しめます。
価格が安い製品もたくさんあり、初めてベイプを始める方には特におすすめ。細かい設定や調整はほとんど必要ありません。
ただし、最低限のメンテナンスや部品交換は必須。
香りの強いリキッドを使用するため、別のリキッドに変える際はクリーニングも必要です。
MODタイプよりもカスタマイズ性は低く、パーツ交換などはあまりできません。
その反面、難しい設定や機材選定の知識もほとんど不要。手軽に始めやすいのが魅力です。
ここまで、電子タバコの種類について詳しく説明をしてきました。
次に、現在発売されている「加熱式タバコ」の製品について、一覧を紹介していきたいと思います。
加熱式タバコの一覧
加熱式タバコは、まだまだ新しく始まったばかりの製品。今後も各社が新製品を開発・発売する構えを見せています。
現在発売されている加熱式タバコの一覧は、以下の通り。
JT(日本たばこ産業) | プルーム・テック(PloomTECH) |
フィリップ・モーリス | アイコス(IQOS) |
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ | グロー(glo) |
それぞれの加熱式タバコについて、詳しく説明をしていきます。
プルームテック(PloomTECH)
吸いごたえ | やや薄い |
味の種類 | 5種類 |
本体価格 | 税込 4,000円(スターターキット) |
たばこカプセル価格 | 税込 460円 |
匂い(副流煙) | ほとんど感じない |
健康への影響 | 有害物質の濃度は他社製品と比較して「かなり良い」 |
※「健康への影響」は、各社の報道発表向け資料から、蒸気に含まれる有害物質の濃度を参照した上で、サイト独自の見解として記載しています。
JTから発売される、唯一の国産電子タバコ、プルームテック。
もともと、「プルーム(Ploom)」という名前で、全く異なる仕組みの電子タバコが販売されていました。後ほど、現在の「プルームテック(Ploom TECH)」へと全面リニューアルされます。
プルームテックの仕組みは「カートリッジ式電子タバコ」によく似ています。
実際には、カートリッジ式電子タバコに「たばこカプセル」を付け足したような仕組み。
画像:JT「プルームテック」
後述の、アイコスやグローと比べると仕組みは全く異なります。
カートリッジに入ったリキッドを蒸気に変え、その蒸気がたばこカプセルの香りを引き出します。
他社製品と比較すると、使用する「熱」が低いおかげで、タールなどの有害物質の発生が少ないと考えられています。
同じ理由から、タバコの「独特の匂い」もほとんど感じません。
アイコスやグローのように加熱されるまで待つ必要がなく、連続で「チェーンスモーキング」することができるのも、プルームテックならではのメリット。
反面、従来の紙タバコのような香ばしさや芳醇さが無く、満足感が低いという評価もあります。
プルームテックは、価格が大幅に安く、正規品と同様に使える「互換品」も多数販売されています。
プルームテックが使える互換品について、詳しくは以下の記事で紹介しています。
アイコス(IQOS)
吸いごたえ | 紙タバコに近く、吸いごたえがある |
味の種類 | 8種類 |
本体価格 | 税込 10,980円(スターターキット) 割引制度などあり |
たばこカプセル価格 | 税込 460円 |
匂い(副流煙) | 独特のタバコ臭がある。紙タバコよりは大幅に臭わない。 |
健康への影響 | 紙タバコと比較すると、大幅に有害物質カット。 |
※「健康への影響」は、各社の報道発表向け資料から、蒸気に含まれる有害物質の濃度を参照した上で、サイト独自の見解として記載しています。
アメリカの大手タバコメーカー、フィリップモリスから発売されている、アイコス。
最初に日本の市場でシェアを拡大した、加熱式タバコです。
特徴は、なんと言っても「吸いごたえ」にあります。
紙タバコによく似た「スティック」をアイコス本体にセットし、高温で加熱。
プルームテックのように蒸気を使うわけではなく、タバコ葉を直接加熱しているので、紙タバコに近い、濃厚な風味を味わうことができます。
反面、高温でタバコ葉を加熱するため、プルームテックと比べると有害物質が発生するリスクが高いと考えられています。
「匂い」に関しても、紙タバコと比較すれば、もちろん少ないですが、独特の「タバコ臭」が気になるという評価が圧倒的に多いようです。
喫煙前に加熱時間が数十秒。1本吸い終わる毎に、数分充電する必要があり、連続して「チェーンスモーキング」できないというデメリットもあります。
アイコスには、タバコスティックを挿して使える「互換品」が販売されています。
互換品の中には、価格が安く、連続喫煙(チェーンスモーキング)が可能な製品も多数発売されています。
グロー(glo)
吸いごたえ | 紙タバコに近く、吸いごたえがある |
味の種類 | 8種類 |
本体価格 | 税込 8,000円(スターターキット) 割引制度などあり |
たばこカプセル価格 | 税込 420円 |
匂い(副流煙) | 独特のタバコ臭がある。紙タバコよりは大幅に臭わない。 |
健康への影響 | 紙タバコと比較すると、大幅に有害物質カット。 |
※「健康への影響」は、各社の報道発表向け資料から、蒸気に含まれる有害物質の濃度を参照した上で、サイト独自の見解として記載しています。
イギリスが本社の老舗タバコメーカー、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(通称:BAT)が発売する、グロー。
アイコスのように、「ホルダー」と「チャージャー」で分かれてない、一体型を実現しています。
基本的な仕組みはアイコスと変わりません。たばこスティックを加熱することで、アイコスと同様の、しっかりしたタバコの風味が味わえます。
たばこスティックは細長く、「ケント」を販売するグローならではのフレーバー。味の好みは、個人の好みに左右されそうです。
あなたに合った電子タバコの種類は?
ここまで紹介してきたように、「電子タバコ」と一言で言っても、その種類はかなり多く、多様な製品が販売されています。
電子タバコ選びに失敗しないためにも、自分に合った電子タバコの種類を見つけることが大切。
最後に、タイプ別におすすめの電子タバコの種類を紹介しておきますので、参考にしてみてください。
禁煙、減煙におすすめの電子タバコなら
禁煙や減煙で使用するなら、職場や外出中でも使いやすい、「カートリッジ式電子タバコ」または、「使い捨て式電子タバコ」がおすすめ。
この2つの種類には、もちろんニコチンは含まれていません。
リキッドの補充やメンテナンスの必要がなく、従来の紙タバコやプルームテックに見た目が似ています。
喫煙所で吸っていても、もちろん違和感がありません。
タバコが吸いたくなったら、試しにこうした電子タバコを吸ってみては如何でしょうか?
しっかりした刺激を受けやすい、メンソール系のリキッドを使うのがおすすめです。
おすすめの電子タバコ製品はこちらで紹介しています。
電子タバコのおすすめ製品を詳しく知りたい!
「味」や「煙」に妥協したくないなら
味の濃さや煙の量で選ぶなら、「MODタイプ」や「ペンタイプ」の電子タバコ(ベイプ)がおすすめ。
特に、MODタイプは機材をカスタマイズする楽しみや、見た目のデザインにも魅力があります。
自分好みのリキッドを探し当て、満足な味を引き出すことができた時の感動は、「ただの電子タバコ」を超えた楽しさがあります。
持ち歩くには多少不便ですし、クリーニングなども少し手間がかかりますが、その分の見返りは十分にあると思います。
禁煙・減煙にも、十分活用することができるはず。
おすすめのベイプ製品は、以下の記事で詳しく紹介しています。
ベイプの購入を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ベイプのおすすめ製品を詳しく知りたい!