フレンバーONE は、リキッドを交換するタイプの電子タバコ(ベイプ)。女性やベイプに馴染みのない人にも人気の商品です。
ただ、基本的な仕組みや作りは他社のベイプ製品と変わらず、定期的なメンテナンス(洗浄)や、部品交換は必要となります。
ベイプのことを全く知らない人が初めてフレンバーONEを購入すると、人によっては少し戸惑うこともあるかもしれません。
ちなみに、フレンバーブランドの製品の中には、フレンバーONEとよく似た製品、フレンバーSTANDARDもあります。どちらもよく似ていますが、メンテナンスのしやすさや交換部品が異なります。
フレンバーONEを購入しようと考えている人は、リキッド式電子タバコ(ベイプ)が初めてという方も多いと思います。今回の記事では、実際にフレンバーONEを使ってみた感想や、使い方、メンテナンス方法など、細かい部分も説明してみようと思います。
フレンバー製品の中には、全くメンテナンスや掃除が必要ない製品もあります。他のフレンバー製品と比較したいという方は、以下の記事も参考にしてみてください。
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フレンバーの感想と評価!4つの製品を徹底比較(Frienbr)
「フレンバー(Frienbr)」という名前は聞いたことあるけど、いったいどんな製品なの?電子タバコと何が違うの? 禁煙中 ...
この記事の目次一覧
フレンバーONE 初めてでも使える?
フレンバーONEを購入して、実際に数週間使ってみた感想ですが、一般的なリキッド式電子タバコ(ベイプ)と、大きな違いはありません。
一体型なので、細かい分解などは必要なく、同じ一体型タイプのベイプと比べると、小さめなサイズです。ベイプが初めての人でも、ひととおりやってみれば難しいと感じることはないと思います。
とは言え、基本的なメンテナンス方法や、コイル交換、最低限の取り扱い方法を知っておかないと、間違った使い方ではすぐに故障したり、リキッドの風味がおかしくなってしまうので注意が必要。
使い方やメンテナンス方法については、後ほど詳しく説明していきます。自分にも使えるかどうか、参考にしてもらえればと思います。
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煙の量は控えめ、味重視の製品
ベイプと聞くと、SNSなどでよく見かける「ベイプトリック」や、ものすごい量の煙を吐き出す「爆煙」な製品を想像する方もいるかもしれません。
フレンバーONEは、そういった製品とはちょっと趣向が違っていて、リキッドの味やほのかな煙を味わう製品です。
実際に使ってみても、そんなに大量の煙は出ませんし、リキッドの味がしっかり味わえるように調整されているように思います。
煙の量が多い製品の場合、味が薄くなってしまう物もありますが、フレンバーはそれなりに味を感じることができました。見た目のデザインや色合いも、一般的なベイプにありがちなメカニカルな物ではなく、シンプルで女性にも好まれそうな印象です。
それでは、さっそくですがフレンバーONEの使い方を説明していきます。まだ購入していないという人も、参考にしてみてください。
フレンバーONEの使い方
こちらが、スターターキットを購入した時に付属していた物の一覧です。
付属品:
- 本体(バッテリー含む)
- 予備のコイル × 2
- 充電ケーブル
- リキッド1本(好きな物が選べる)
- 説明書
購入時の箱は、やはり女性を意識しているのか、高級チョコレートの箱のような可愛らしい印象です。
スターターキットというのは、充電ケーブルやコイルなどが一通り揃ったセットのこと。
初めて購入する方の場合、スターターキットを購入しなければ始められないので、まずはスターターキットを購入することになります。
その後、必要に応じて消耗品の「コイル」などを買い足していきます。順番に使い方を説明していきます。
充電
充電ケーブルは、よくあるマイクロUSBの端子です。
本体の底に充電用の差し込み口があるので、ケーブルを挿して、パソコンなどのUSBから充電します。
スマホの充電アダプターなども使えます。
充電中は底面のランプが赤く点灯します。充電が完了すると、緑色に変わります。
リキッドの補充
次に、本体にリキッドを補充していきます。
本体上部を回して外すと、リキッドを補充するタンク部分が現れます。タンク部分には基準線があるので、この位置までリキッドを入れます。
購入時は、すでにコイルが取り付けされた状態なので、このままタンク部分にリキッドを補充していきます。
重要!初めてリキッドを補充したら、必ずそのまま5分ほど置いておきます。
リキッドを入れて5分ほど待つのは、コイルが乾いた状態で加熱されて、焼き切れてしまうのを防ぐためです。
新しいコイルを使う場合は、必ずリキッドを入れて5分ほど待つようにしましょう!
ちなみに、説明書には「Frienbr専用リキッドを使用するように」と書かれています。使おうと思えば、他社製のベイプリキッドを入れて使用することもできます。
ただし、「社外製のリキッドを使った場合は保証対象外」だそうなので、ご自身の判断で(私は社外製のリキッドを入れて使うこともあります)。
電源(安全ロック)を解除する
リキッドを入れてセットしたら、電源を入れます。
ほとんどのベイプ製品は、間違ってボタンを押しても大丈夫なように、安全ロックのような機能が付いています。
安全ロックを解除する(電源を入れる)方法は、本体のボタン素早く5回押します。
ちょっと早めに押さないと反応しないので、「あれ?電源入らない??」という時は、試しにちょっと早めに5回押してみてください。
電源が入ると、本体のボタン部分のLEDが点滅します。
電源を切る時も、同じように5回素早くボタンを押します。
電源が入ったら、あとはボタンを押しながらミストを吸い込むだけ。ボタンを押している間だけ加熱され、リキッドが蒸気に変わります。
「ボタンを押しながら吸う」という動作が基本です。
ちなみに、フレンバーONEはそこまでたくさんの煙が出る商品ではないですが、好みに合わせて電圧を変え、ミスト(煙)の量を変えられます。
電圧を変えてミストの量を調整する
電圧を調整する方法は、本体の電源が入った状態で、連続でボタンを3回押します。
3回ボタンを押すと、ボタンのLEDの色が順番に変わります。
- 緑色:2.2V 一番ミストの量が少ない
- 青色:2.7V 中くらい
- 赤色:3.6V 一番ミストの量が多い
2.2Vだと、ほとんどミストが見えないくらいですが、自分好みの味が出るミストの量を見つけてみてください。
ここまでが、フレンバーONEの基本的な使い方です。
次に、日頃行うメンテナンスの方法についても紹介していきます!
フレンバーONEのメンテナンス方法
フレンバーONEのメンテナスは、主に2つ。コイルの交換と、リキッドを入れるタンクの洗浄です。
難しい作業ではないので、長く使うためにもメンテナンスは忘れずにやっておきましょう。
タンクの洗浄
リキッドはとても匂いが強く、粘着性もあるので、使いっぱなしというわけにはいきません。
リキッドが固着して壊れてしまわないように、タンクの中は定期的に洗浄するようにします。
こんな時はリキッドを洗浄するようにしましょう
- リキッドを別の種類に交換する時
- タンクの中が汚れて、色が濁ったり薄茶色になった時
- しばらく使っていない時
特に、リキッドを別の種類の物に変える時は、風味が混ざってしまわないように、面倒くさがらずにタンクを綺麗にしましょう。
ただ、タンクの洗浄といってもそんなに面倒な作業ではありません。私なりの手順を説明していきますね。
フレンバーONEのタンク洗浄
洗浄する前に、タンクに残っているリキッドを全て捨てておきます。
①スポイトなどで、タンク内にぬるま湯を少し入れ、軽くゆすぎます。
この時、本体に水がかからないように注意してください。
綿棒やコットンを使って水気を拭き取り、よく乾かします。日に当てたりせず、陰干しでしっかり乾かしましょう。
②ヘッド部分からコイルを取り外し、コイル以外の部品をぬるま湯で軽く洗います。
ヘッド(タンクから上の、シルバーの吸い口部分)からコイルを取り外します。
吸い口をよく洗います。
水気を拭き取り、よく乾かします。
⑤コイルは綿棒やコットンなどで綺麗に拭いて、取り付けます。
ただし、コイルは消耗品なので、なるべく頻繁に新しいコイルに交換することをおすすめします。
ここまで、私なりのタンク洗浄方法を紹介してみました。
説明書には「水洗いはお控えください」と書かれていたのですが、タンク内の汚れや匂いは拭き取っただけでは取れないので、私はタンク内を軽くゆすぐようにしています。
毎回こういうふうに洗浄しているのですが、特に不具合はありませんした。心配な人は、コットンなどを軽く濡らして綺麗に掃除するだけでも良いかもしれません。
タンクに水を入れて洗う場合、ボタンや充電部分に水がついてしまわないように、十分に注意するようにしましょう。
コイル交換
次に、消耗品であるコイルの交換について説明しておきます。ただコイルを付け替えるだけなので、特に難しいことはありません。
ちなみに、電子タバコのコイル部分というのは、電力によって加熱され、リキッドを蒸気へと作り変える大切な部分です。
使い方にもよりますが、毎日頻繁に吸っている人の場合、数日〜1週間程度でコイル内部に焦げ付きやゴミが付着し、ミストを吸う度に焦げ臭い匂いが漂ってきます。
こうなると、どんなリキッドを吸ってもマズくて吸えたものではありません。
そんなに頻繁に吸わないという人なら、数週間から1ヶ月くらいはコイルが持つと思います。
コイル交換の手順
コイル交換は、ヘッド部分についてあるコイルを回して外し、新しい物に取り替えます。
交換用のコイルは、「フレンバー公式サイト」で販売されています。確認したところ、5個セットで1,680円でした。
ここまでが、フレンバーONEのメンテナンス方法です。慣れれば特に難しいと感じることは無いと思います。
ただ、こうしたメンテナンスや部品交換が面倒に感じる方は、全くメンテナンスや部品交換の必要がない、フレンバーAIR、またはフレンバーCLOUD17もおすすめす。
フレンバーONEをしばらく使ってみた感想
何度か書いたように、フレンバーONEは煙の量がそこまで多いわけではなく、あくまでリキッドの風味を味わうための商品と言えそうです。
見た目にもベイプらしい、メカニカルな感じがせず、女性が使ってもしっくりくる印象です。
ちなみに、吸い口のシルバーの部分にはキャップが付いていて、マグネット式で吸い口にピタッとくっつきます。
この吸い口の質感はとても綺麗!化粧品の道具のような感じもします。
液漏れはしない?
リキッド式電子タバコでよくある心配が、液漏れ問題。タンクの付け根などからリキッドが漏れることがよくあるのです。
リキッド自体がとてもベトベトしていて、匂いや汚れが落ちにくく、衣服やバッグについてしまうと最悪です。
フレンバーONEも液漏れするのかどうか、購入当初から心配していましたが、横に向けても下に向けても液が漏れることはなく、今のところ液漏れは起こっていません。
ただ、リキッドの入れ過ぎや衝撃でリキッドが漏れる可能性は捨てきれないので、持ち歩く時はなるべくケースに入れて持ち運ぶようにしましょう。
高くはないが、安くもないそれなりの値段
フレンバーONEの価格は、公式サイトで、スターターキットが税別4,480円。カラーは10種類もあります。
画像:フレンバー公式サイト
このサイズのリキッド式電子タバコ(ベイプ)は、あまり同じような物がなく、比較するのが難しいですが、もう少し大きめのサイズの物ならいくつか販売されています。
価格的には、もう少し大きめのサイズの物でも、同じくらいの値段か、少し安いくらいです。
フレンバーONEの場合、リキッドが一本付属してくることを考えると、妥当な値段なのかなと思います。
フレンバースタンダードとどっちが良い?
フレンバーSTANDARDは、フレンバーONEと同じくらいの価格で販売されている、同ブランドの製品。
煙の量もだいたい同じくらいで、比較が難しいと思います。
はっきり異なるのは、フレンバーSTANDARDはアトマイザー部分(リキッドを入れるタンク部分)が取り外せます。
細かく分解ができるので、掃除などのメンテナンスはやりやすく、清潔に保ちやすいと思います。
また、吸い口(ドリップチップと言います)を別のパーツに変更できるので、自分好みのくわえやすさにできるのも大きなメリットだと思います。
ただ、見た目の可愛らしさや、小さくてシンプルなのは、やはりフレンバーONE。
見た目の好みや、メンテナンスのしやすさで選ぶと良いと思います。
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