愛煙家にとって、毎回気になるのが「たばこ税」の増税。
増税ときたら、その分が商品価格に転嫁されるため、タバコ本体の値上がりに繋がります。
2018年10月1日から、これまでの「紙巻きたばこ」「加熱式タバコ」両方の増税が決まっています。
これに伴い、同じ時期にタバコ本体の値上がりを発表しているメーカーも多数あります。
そこで気になるのが、プルームテックは値上げの対象となるのか?
現時点(2018年7月)では、メーカー(JT)から正式な値上げの発表はされてはいません。
様々な憶測が飛び交っていますが、概ね、たばこカプセルの価格が値上げされるのではないか?という見方が強いようです。
プルームテックに関しては、他の加熱式タバコよりも課税額が低く設定されており、予想が難しいのが実際のところ。
報道資料などを確認しつつ、増税後のプルームテックの価格について予想してみました。
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プルームテックの値上げは十分ありえる
メーカーや銘柄によって、金額に多少は違いがありますが、増税の煽りを受けて、フィリプモリスの有名銘柄「マルボロ」は、2018年10月から50円も価格が上昇することが決定しています。
こうなると、1箱500円を超えてしまい、タバコがさらに手の届かない存在になりそう。
紙タバコに続き、これまで増税が先送りにされてきた加熱式タバコも、ついに増税が決定しました。
増税分の価格転換が必要として、2018年10月の増税に合わせ、フィリップモリスの「アイコス」のヒートスティックも価格の値上げを発表しています。
値上げ額は、一箱あたり40円。
アイコスが価格を値上げするとなると 、プルームテックも50円近く値上げがされるのでは?と予想したくなりますが、必ずしもそうではなさそうです。
アイコスやグローとは異なり、プルームテックに対する課税率はかなり低く抑えられています。
背景には、プルームテックの「たばこカプセル」に含まれる「タバコ葉」の容量が少ないため。
タバコ葉の量に対して課税される、在の税制においては、課税率が低く設定されるという理屈。
当然ながら、この政策は日本のタバコメーカー(JT)、ひいてはタバコ農家を守るために、あえてそうしているのでは?という憶測も流れていますが。
それは置いておいて、現行の課税額を見てみると、プルームテックは一箱あたり68.4円。アイコスは一箱あたり226.3円と、3倍以上も課税額にばらつきがあります。
分かりやすく、課税額を円グラフにしてみました。
単純に見れば、現状の課税率のまま増税したとしても、プルームテックなら値上げしなくても十分に利益がとれる税率のようにも見えます。かなり特殊な課税率ですね。。
こうなると、2018年10月時点でのプルームテックの値上げは、簡単に予想するのは難しそう。
ただし、報道資料や市場の予測を見てみると、値上げしないという選択肢は考えにくく、10月の時点で価格改定に踏み切る可能性は高いと言えそうです。
プルームテックの値上げはいくら?
まだ発表がない現時点では、あくまで予想でしかありませんが、プルームテックが値上げをするとしたら、いくらの値上げが考えられるでしょうか?
アイコスやグローと比較しても、課税率が著しく低いプルームテック。
アイコスよりも低い価格設定が付けられる可能性は大いにあり得ます。
その反対に、アイコスと同じ金額の強気の価格設定に踏み切る可能性も、ないとは言えません。
結局のところ、JTの発表があるまでは全く分からないのですが、10円〜50円程度の値上げが行われる可能性が高そうです。
今後、価格改定の発表があれば、このページにも追記していきたいと思います。