プルームテックは、リキッド(専用の液体)が入った「カートリッジ」から作られる蒸気を、たばこカプセルに通して、ニコチンや風味を味わいます。
プルームテックを長く使っている方なら「たばこカプセルは余っているのに、カートリッジのリキッドが足りなくなった」という経験が一度はあるのではないでしょうか?
そんな時のために用意しておきたいのが、互換カートリッジと呼ばれる、社外品のカートリッジです。
今回は、「互換カートリッジ」の簡単な説明と、私が購入してみた「互換カートリッジ」を使ってみた感想をご紹介してみたいと思います。
この記事の目次一覧
プルームテックの互換カートリッジってどんなの?
互換カートリッジには、味の付いたタイプと、味のついていないタイプが販売されています。
味の付いたカートリッジの中には、オーソドックスな「メンソール味」から、「アップル味」「ブルーベリー味」「エナジードリンク味」など、お菓子のような味のものまで多数販売されています。
今回紹介する、「味のついていないタイプ」は、たばこカプセルを取り付けて吸うためのものです。純正品のカートリッジと、使い方や見た目、味や煙の量など、全く変わりません。
商品によって値段は様々ですが、5個セットで1,000円前後のものが多いように思います。
互換カートリッジは、電子タバコ産業が栄えている中国製と思われるものがほとんどです。個別パッキングなど、衛生面には配慮されているようですが、「純正品でなければ不安」という方も多くいるのでは?と想像できます。
なぜ互換カートリッジが必要なの?
最初にも少し触れましたが、プルームテックを吸っていると、たばこカプセルはまだ余っているのに、カートリッジの蒸気が少なくなってきた。
リキッド(カートリッジの中の液体)が先に無くなってしまった。ということが、何度かあるのではないでしょうか?
「まだまだ、たばこカプセルに味が残っているような気がするんだけど、、」
こんなこと考えたことありませんか?(私はケチなのか、毎回考えています)。そんな時のために、予備の互換カートリッジを1本持ち歩いていると安心です。
ついでに、これは正しい使い方とは言えませんが「なんだか手持ち無沙汰」という時にも、カートリッジの蒸気だけを吸い込んで満足したりすることもあります(私の場合)。
いずれにせよ、たばこカプセルを余らせないように、煙の量が少なくなった時のために、予備のカートリッジは重宝します。
リキッドを注入することもできる
手間のかかる方法ですが、リキッドが切れたカートリッジに「リキッドを注入する」という裏技も、実は存在します。
Amazonをチェックすると、カートリッジにリキッドを注入するための「カートリッジ再生キット」なるものが存在します(以下)。
カートリッジに含まれているリキッドは、「リキッド式電子タバコ(いわゆるベイプ)」に使用される成分と同様。
具体的には、VG(植物性グリセリン)と、PG(プロピレングリコール)という液体を混ぜたものです。やろうと思えば、簡単にカートリッジに注水できてしまいます。
ただし、カートリッジの中にはリキッドを気化させるための「コイル(電熱線)」もセットされています。ある程度使ったカートリッジは、コイルも、リキッドを含ませるための棉(コットン)も、劣化・磨耗しているはずです。
使い回しを何度もやっていると、その分、味がおかしくなるでしょうし、有害な物質が発生するリスクも上がります。
「カートリッジ再生」は、価格が安く済むメリットもありますが、ほどほどにやるのが良いかもしれませんね。
そして、手軽に済ませたいなら今回紹介するような「交換カートリッジ」を購入するのが良いと思います。
互換カートリッジのレビュー
今回購入したのは、Amazonで販売されている「NAXXIS」というメーカーの製品。5本セットで1,000円(2018年3月現在)です。
評価が高く、安価なものを選択したつもりです。今回は5本セットでしたが、10本、20本のセットも販売されています。
商品説明には、1本で350〜400回ほど吸えると書かれています。純正品のカートリッジは1本で250回なので、純正品よりも多くリキッドが入っていることになりますね。
このブランド以外にも、たくさんの互換カートリッジが販売されています。気になった方は、Amazonなどでチェックしてみてください。
基本的には純正品と同じ
今回注文したNAXXIS の互換カートリッジ。届いた外箱はとても質素でした。
なんのデザインもされていない箱に、個別にパッキングされた5本のカートリッジが収まっています。
カートリッジを取り出してみると、純正品のカートリッジと全く同じ色合い、手触りです。並べてみると、純正品と互換カートリッジどちらがどちらなのか分かりません。
※下の写真の、右側が互換カートリッジ。左側が純正のカートリッジ。
1点、どうしても気になったのは、吸い口に白いキャップが付いていること。この白いキャップについて、商品説明ページを見ると以下のように書かれています。
カートリッジ内の白いキャップはタバコカプセルで押し込んで使用できます。
確かに、たばこカプセルをギュッと押し付けると、奥の方に押し込むことができます。白いキャップ部分を押し込んだ状態で吸ってみても、煙の量は変わりませんし、問題なく使えます。
、、しかし、すごく気持ち悪いですよね。
純正品のカートリッジには、このような白いキャップは付いていないので、これがなんのために付いているのか?なぜ外した状態で売らないのか?疑問が湧いてきます。
キャップ部分を押し込むと、煙の量が少なくなってしまうのではないか?などという心配もしてしまいます。
ということで、私は、この白いキャップ部分をペンの先などで取り外して使っています。けっこう簡単に取り外しができます。
気持ちの問題かもしれませんが、奥に押し込むより、取ってしまった方が純正品と同じ使い方ができ、煙の量も多いような気がします。
煙の量・味に変化なし
さっそく、たばこカプセルを取りつけて吸ってみます。前述の通り、キャップ部分は取り去っています。
たばこカプセルを取り付けた感じですが、純正品よりもフィットするような気が、、
今回取り付けたのは、「メンソール」のたばこカプセル。比較するためにも、純正のカートリッジと交互に吸ってみます。
結果は、煙の量も味の濃さも、純正品と全く変わりません。
レビューするのが難しいです、、違いがとくに感じられないので、何を書けば良いのか。。
この製品のAmazonでの評価を順番に眺めてみたのですが、面白かったのは、ほとんどの方が「味も、煙の量も純正品と変わらない」と評価している中、少数意見ですが「純正品よりも煙の量が多く、味も濃い」という人と、「純正品より味が薄く、美味しくない」というレビューが数件書かれていたこと。
結局のところ、味の感じ方は人によって違うのでしょうか?
いずれにせよ、私個人の感想としては、純正品と比べてみても、ほとんど何も変わらないように思います。白いキャップは無くてよいと思いますが。
社外品に抵抗のない方はお試しを
ここまで、プルームテックの互換カートリッジをレビューしてきました。
吸った感じは、純正品と特に変わりないように思いますが、やはり身体に入れるもの。社外品を使うのはちょっと不安、という方の気持ちもよく分かります。
社外品に抵抗がないという方は、安くて便利な互換カートリッジを、ぜひ試してみると良いと思います。
この他にも、別の記事ではメンソール味の付いたおすすめのカートリッジもレビューしています。減煙や、ニコチンなしのカートリッジも使ってみたいという方は参考にしてみてください。
プルームテックの互換品について、以下の記事で紹介しています