Aspire EVO75 Kitレビュー!味・煙で選ぶならコレ

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Aspire Evo75Kit 徹底レビュー

高機能なMOD。「味」と「煙の量」を両立させたアトマイザー。

Aspire EVO75 Kit は、手頃な価格ながら優れた組み合わせのベイプキット。
ベイプユーザーには評価の高い、Aspire社製の製品です。

発売からやや時間が経ち、少々「今さら」な感じもしますが、時間が経った現在でも十分に通用するスペック

ボックスMODタイプのベイプの中では、Eleaf iStick Picoと並ぶ「定番商品」です。

 

EVO75Kit iStickPico 比較

左がEVO75Kit、右がiStick Pico

この記事では、編集部が「おすすめのベイプ5選」に選んだ Aspire EVO75 Kit について、ベイプ初心者の方にも分かりやすく解説!

機能が多いMODだけに「難しそう」というイメージがあるかもしれませんが、実際には必要な機能だけに絞って使えば、特に難しい操作は不要

  • 長く使える、品質の高いベイプMODを探している。
  • 高機能で手軽な価格のボックスMODが使いたい。
  • 今後、色んなアトマイザーを試してみたい。
  • そのうち、コイルの自作にも挑戦してみたい。

そんなベイプ初心者の方にも、十分におすすめできるスターターセットです。

それでは、Aspire EVO75 Kitについて、詳しく紹介していきます!

 

製品購入時の注意点

今回紹介する EVO75 Kitは、老舗のベイプメーカー、Aspire社が手がける信頼性の高い製品。
ただし、ベイプ製品は初期不良が多いのも事実。購入の際は、初期不良時の保証に対応したショップで購入することをおすすめします。

Aspire EVO75 Kit の購入は、初期不良時の保証や、問い合わせサポートで定評のある、ベプログショップがおすすめです。

ベプログショップで価格を確認

Aspire EVO75 Kit の特徴とは

EVO75Kit

はじめに、Aspire EVO75 Kit の特徴から説明していきましょう。

この商品は、これからベイプを始める方のための「スターターキット」です。

スターターキットとは、ベイプを始めるのに最低限必要な商品が揃った「セット商品」のこと。
カラーは、白、黒、シルバーの3色が発売されています。

Atlantis Evo & NX75 TC Mod kit

写真:Aspire Official Site

アルミ合金で作られたMODは、ずっしりとした手触りで重厚感があります。
同じ価格帯の製品と比べても、際立って質感の高さ。

「高機能」で、長く使える!

はじめにも触れていますが、このキットのMODは、とても高機能。

NX75MOD

MODは、高機能なNX75

コイルの素材によって、最適な温度を維持する「温度管理モード」はもちろん、指定した時間に沿って出力ワットを変化させる「CFBPモード」など、一見使いこなすのが難しそうな機能まで搭載されています。

では、ベイプ初心者の方では扱いにくいのでしょうか?

実際に使ってみると、基本的な機能だけを使うのなら、特に難しくはありません。

ベイプに慣れてきて、別の種類のアトマイザーを使いたくなった時。コイルの自作に挑戦したくなった時。

そんな時に、「温度管理モード」や「CFBPモード」などの機能が役に立つはずです。

EVO75 Kit の付属品

次に、スターターキットの付属品を見ていきましょう。

MODは、小型で高機能な NX75。アトマイザーは、煙の量と味の濃さのバランスに優れた、Atlantis EVO tank が同梱されています。

EVO75Kit 説明図

付属品の一覧は以下の通り。

EVO75Kit 付属品

  • アトマイザー:Atlantis Evo Tank
    ※0.4Ω のコイルがセットされた状態
  • MOD:NX75 Mod
  • USB 充電ケーブル
  • 2ml 交換用ガラスチューブ
  • 交換コイル(0.5Ω)
  • ラバーカフ
  • ユーザーマニュアル(英語)
  • Warranty Card(メーカー保証書)

通常、スターターキットのセットには「バッテリー」が付属しません

NX75 Modには、ベイプではよく使われている、18650という規格のバッテリーが別途必要です。

18650バッテリー

このバッテリーは、リチウムイオンバッテリーと呼ばれるもの。

高い電力・電圧を備えている分、通常市販されているバッテリーとは異なり、取り扱いには注意が必要です。

 

バッテリー選びに自信のない方は、ベイプ専門店で店員さんに確認して購入することをおすすめします。

 

ショップによっては、スターターキットと18650バッテリーをセット販売している場合もあります。

ベイプを購入する際は、バッテリーが付属しているか、チェックしておくことをおすすめします。

ベプログショップのセット販売を確認

 

それでは、MODとアトマイザーについて、さらに詳しく見ていきましょう。

EVO75 Kit の MOD

Aspire NX75 MOD

今回のスターターキット、Aspire EVO75Kit に同梱されるMODは、NX75。

ベイプで「MOD(Modification)」と言えば、バッテリーを収める「本体部分」を指します。

MODは、バッテリーを入れておくだけでなく、電力を制御する基盤などを搭載。
液晶画面やボタン、制御モード(加熱温度の制御方法)など、MODによって機能が異なっています。

NX75は、搭載する制御モードの種類が多く、MODの中では高機能な製品と言えます。

MODの操作性

見ての通り、四角で統一されたNX75のMODデザインは、一切の無駄がありません。

Aspire NX75 MOD

アルミ合金で作られた素材には、他機種では見られない「重み」があります。

目立ち過ぎない光沢を抑えた塗装、全体的に落ち着いたトーンは、シンプルなデザインを好むユーザーには評価が高そうです。

ただしこのデザイン、実用性を考えると決して良いことばかりではありません。

 

四角い本体は、手に握った時に四隅が出っ張っており、どうしてもフィット感が低くなります。

EVO75Kit 手に持った感じ

そのぶん、液晶やボタンの性能・配置にはこだわりが伺えます。

液晶

EVO75Kit 液晶画面

有機ELの液晶パネルは、発色が良く、輝度が高く見やすい印象。
必要な情報が瞬時に理解できるように並んでいます。

さらに、傾き検知機能が搭載されており、上下反転しても液晶の文字が逆になることはありません。

evo75 kit 傾き検知機能

本体を逆にすると、液晶も追従する

液晶と並んだボタンの位置も使いやすく、液晶を見ながら、両手でも片手でも自然にボタン操作ができる配置になっています。

ボタン

ボタンの操作性はとても良好。パフボタン(加熱ボタン)を含め、5つものボタンが用意されています。

EVO75Kit ボタンの説明

「モード切り替え」と、「 + / - 」 が別々の位置にあるおかげで、迷うことなく操作できます。

同価格帯でよく比較されるのは、やはり iStick Pico75。出力ワット数は同じ75Wで、サイズ感も近い位置にあります。

比較すると、iStick Pico75 はパフボタン(加熱ボタン)を含め、3個のボタンを配置。

NX75は5個なので、大幅にボタンの数が多いことが分かります。

しかも、iStick Pico75の操作ボタンは、底面にあります。比較すると、操作しやすいとは言えないのが実際のところ。

iStick Pico、EVO75Kitボタンの数

USBポート

EVO75 USBポート

充電やファームウェアアップデートの際に使用する、USB充電ポート。
本体を立てたまま充電できるように、NX75は側面に充電ポートが備えられています。

本体の底に充電ポートがあると、本体を倒すとリキッドがこぼれてしまい、充電しづらくなります。

MOD スペック

本体の説明書より、スペックの一覧を引用しておきます。

ワッテージ出力範囲 1 - 75W
電圧出力範囲 0.00 - 8.50V
対応抵抗値 ワッテージモード、TCモード 0.1 - 3.5ohm
加熱継続時間の調整可能範囲 5秒〜15秒
充電ポート
(ファームウェアアップデート併用)
Micro USB 充電ポート
液晶画面 有機ELディスプレイ(OLED)0.86 inch
サイズ 寸法 22.5mm × 36.8mm × 75mm
バッテリー 3.7V シングル 18650バッテリーを使用
温度管理可能範囲 100-315℃

参照:Aspire Official Site「EVO75 Kit」

モード

NX75 には、様々な制御モードが搭載されています。

「制御モード」と書くと難しく聞こえるかもしれませんが、アトマイザーやコイルの素材に合わせ、加熱温度を変化させる機能です。

以下にモードの一覧を紹介します。

W 可変ワッテージモード(VWモード)
V 可変電圧モード(VVモード)
B バイパスモード
C1 〜 C3 カスタムモード(ユーザー設定)
Ni 温度管理 ニッケル
Ti 温度管理 チタン
Ss 温度管理 ステンレス
M1 〜 M3 マニュアル(ユーザー設定)

全部で7つのモードが用意されています。

 

、、なんだか難しそうですね。本当に初心者でも扱えるのでしょうか??

 

一見難しそうに見えますが、コイルの自作をしない方や、手持ちのアトマイザーが少ない場合、通常使うモードは限られます。

中〜上級者のユーザーでも、日常的に使用するモードは 1つ〜2つ多くても3つくらいになるのではないでしょうか。

難しい操作はちょっと敷居が高い、、と感じる方は、最初は「VWモード(可変ワッテージモード)」だけで十分。

のちほど使い方を説明していますが、VWモードは、コイルの「推奨ワット数」に合わせて、ワット数を入力するだけ。
入力したワット数以外の制御は、MODが自動で行ってくれます。

ワッテージモード

通常使用するのは「W」のモードだけでOK

編集者も、普段はこのモードしか使うことはありません。

NX75には、「過熱保護機能」など、安全性に配慮された機能も搭載。
過度に加熱されすぎるような場合、自動的に保護回路が働いてくれます。

ファームウェアアップデート

最近のベイプには時々見られる機能、ファームウェアアップデート。
NX75も、ファームウェアアップデートに対応したMODです。

ファームウェアアップデートとは、インターネットでソフトをダウンロードし、MODのソフトウェアを最新に保つ機能。

ベイプの場合、制御モードなどの機能追加・修正が行われる場合があります。

アップデートの方法

アップデートの方法は、AspireのWEBサイトから最新ソフトをダウンロードします。

付属のUSBケーブルで、パソコンとNX75を接続し、ダウンロードしたソフトの指示通りにソフトをインストールします。

ソフトウェアアップデート

NX75のファームウェアアップデートはAspireの「公式WEBサイト」からダウンロードできます(以下)。

Aspire公式WEBサイト

 

ここまで、EVO75 Kit の「MOD」について詳しく説明しました。
次に、「アトマイザー」について詳しく見ていきましょう。

EVO75 Kit の アトマイザー

Atlantis EVO Tnak アトマイザー

Aspire EVO75Kit に付属するアトマイザーは、「Atlantis EVO tank」アトマイザーです。

ベイプにおいて、アトマイザーは煙の量や味を決定づける最も重要なユニット。

アトマイザーとMOD

編集者が、普段使っているリキッドを使用した感想は最後の方で詳しく紹介していますが、Atlantis EVO は「煙の量」と「味」を両立したアトマイザー

「味が濃い」として評価が高い、同じくAspire社から発売されている Nautius2 アトマイザー と比較した感想を紹介します。

modとアトマイザー

1台のMODで複数のアトマイザーを使い分けるのが一般的

吸い比べてみて感じるのは、Nautilus2とEVO75 Kitでは、そもそも全く別物。
Nautilus2は、少ない煙でリキッドの消費が少なく、繊細な味を再現するアトマイザーです。

Nautilus2 の方が美味しいのか?と言われると、決してそうとも言えません。

こればかりは、使用するリキッドとアトマイザーの相性、そして個人の好みにも大きく左右されます。

Atlantis EVOの「推奨ワット」数は、40W前後
一方、Nautilus2 は、10W前後(1.8ohmコイル使用時)です。

 

推奨ワット数とは、メーカーが推奨する、そのアトマイザー(コイル)を使用するのにちょうど良い出力ワット数のこと。

 

使用するワット数(電力)やコイルの「抵抗値=ohm」が異なれば、煙の量にも影響します。

Atlantis EVOは、推奨ワット数がやや高めなので、煙の量も多め。
吸い口は広めにとられており、煙を直接肺に入れて吸う「ダイレクト・ラング(DL)」という吸い方に適しています。

一方、Nautilus2はこれとは真逆。推奨ワット数は低いので、煙の量は少なめ。
吸い口は狭く、煙を一度口に含んで肺に入れ直して吸う、「マウス・トゥー・ラング(MTL)」という吸い方に適しています。

吸い方が異なれば、味の感じ方も異なります。

実際に吸ってみるまでは、どのアトマイザーが自分に合っているかは分からないはず。

Atlantis EVOは、たくさんの煙を一気に喉から肺に流し込む、例えるなら「豪快な吸い方」。
「吸いごたえ」があって、味もしっかり出るタイプ。

リキッドの味が口中に染み込みながら、喉にずっしりとした感覚が得られます。

ただし、煙が多い分、リキッドの消費量はやや多め。

リキッドの消費は少なめが良い。煙の量が少ない方が良い、という方は、Nautilus2 のようなアトマイザーを買い足してみるのもおすすめです。

煙の量

EVO75Kit 煙の量

ここまで紹介してきた通り、Aspire EVO75 Kit のアトマイザー Atlantis EVO は、煙の量が多いアトマイザー。

単純に煙の量が多いだけのタイプとは異なり、味もしっかり出る「両立タイプ」ということもポイントです。

実感としては、〜8畳くらいの部屋で吸っていると、周囲にモヤがかかるくらい。

実際に動画を撮っているので、参考までにご覧ください。以下は、40Wで出力した際の煙の量です。

外で吸うにはちょっと目立ち過ぎてしまうかもしれません。。

燃費

これも上述の通り、煙が多いということは、その分リキッドを消費しているということ。
Atlantis EVO のリキッドの消費率(燃費)は、あまり良いとは言えません。

ただし、これはあくまでも Nautilus2 のような、異なるタイプのアトマイザーと比較した感想です。

同じようなタイプで、「煙の量」と「味」を両立したアトマイザーと比較すると、燃費は悪くはありません。

ドリップチップ

口にくわえる筒状のパーツを、「ドリップチップ」と呼びます。
Atlantis EVOでは、ドリップチップが少し変わった作りになっています。

Atlantis EVO 吸い口

一見すると、一般的なアトマイザーと同じような形状です。
しかし、アトマイザーの上部全体を覆い被せるように、専用設計のドリップチップがハメ込まれています。

この覆い被さった部分を取り外すと、510規格のドリップチップが取り付けられるようになっています。

510規格は、ドリップチップの一般的な規格。
様々な交換用ドリップチップが市販されています。
アトマイザー 510接続部分

上部のカバーを取り外すと510接続部がある

おそらく、熱を遮断するためにこのような二重構造にしているのでは?

通常、ベイプを長時間使用していると、ドリップチップやアトマイザー部分が熱を持ちます。
口に触れると、熱くて吸えないくらい熱くなることも。

Atlantis EVOでは、ドリップチップ部分の二重構造のおかげか、ドリップチップが熱くて吸えなくなるということはありませんでした。

これに加えて、Atlantis EVOには「ラバーカフ」というシリコン素材のカバーが付属しています。
このラバーカフを、アトマイザー上部に被せると、さらに断熱性が向上。

ラバーカフ

アトマイザー上部に「ラバーカフ」を取り付けた状態

付け加えておくと、これまで吸引していて、スピッドバック(リキッドが熱で跳ね返り、口の中に入る現象)はありませんでした。

コイル

EVO75 Kit に付属するコイルは2種類。

  • 0.4ohm
    推奨ワット数 40〜50W
  • 0.5ohm
    推奨ワット数 35〜40W

いずれも、カンタルクラプトンと呼ばれる種類のコイルです。

素材はアルミクロム。「クラプトンコイル」とは、ワイヤーにさらに細いワイヤーを巻きつけたもの。
キメ細かい蒸気(煙)を作り出せるコイルです。

このコイルのおかげで、Atlantis EVOの蒸気を吸ってみると、シルキーでジューシーな蒸気です。

0.5ohmのコイルは、抵抗値が高いぶん、低いワット数で煙を作り出し、味の濃さを重視する人向け
0.4ohmのコイルは、ワット数が高く、煙の量を重視した吸い方に適しています

交換コイルは、5個セットで、2,000円前後で販売されています。

 

ここまで、EVO75 Kit の詳細を紹介してきました。
ここからは、編集部がEVO75 Kit を実際に使用した感想をお伝えしていきます!

EVO75 Kit を使ってみた感想

EVO75Kitの箱

編集部に届いた Aspire EVO75 Kit。

黒地に、オレンジとシルバーで装飾された箱は、Aspireでは定番のブランド・カラー。Aspire社らしいデザインです。

スマホなどデジタル家電の箱を思い起こさせるパッケージングは、好印象。

最初の印象

Aspire製品に限ったことではないのですが、箱の細部をよく観察すると、少し擦れたような小傷があります。

気にかけて見なければ気がつかないと思いますが、海外メーカーのベイプ製品では、このクオリティは標準的なレベルだと言えます。

箱を開けると、きっちりと製品が収まっています。

EVO75Kit 箱

開封して、まず編集部が惹かれたのは、製品デザイン。

潔いくらい四角く整ったボディは、シンプルなデザインが好みの編集者にとっては、かなり魅力的です!

パフボタン(加熱ボタン)も四角いデザインで統一されています。

NX75 ボタン

今回はブラックのカラーを購入しましたが、つや消しの塗装は手触りが滑らか。触っていて飽きませんし、満足感は高いです。

全体として、値段の割に高い質感の印象を受けます。

サイズ感・重さ

EVO75Kit 質感

アルミ合金素材のずっしりとした感じは、質感の高さを感じる反面、手に持つと鉛を持っているような重さ。

男性なら違和感を感じないかもしれませんが、女性が普段使うには、ちょっと重すぎるかもしれません
普段持ち歩くにも、重さと大きさを考えると、あまり実用的とは言えません。

サイズ感は、iStick Picoと比べると、MOD部分が縦に長く、ポケットに入れて持ち運ぶには無理がありそう。

EVO75Kit iStickPico 比較

左側がEVO75Kit。MODが少し長め

少なくとも、持ち歩くならバックに入れるのが無難そうです。

操作性

編集者がベイプを手にとって、まず確認するのは、MODのグリップ感、ボタン配置、そしてエアフローの調整がしやすいか?という点です。

EVO75 Kit を使ってみて感じたのは、MODは四角い形状のため、グリップ感はフィットしづらいです。

ただ、ずっしりとした重みと表面の滑らかな塗装のおかげか、安定感はあります。

操作性は、使い込むほどボタンの配置が馴染み、とても良好でした。

ボタン

EVO75Kit ボタンの操作

「MODの操作性」でも説明したように、ボタンの配置はとても分かりやすい配置です。

ここも繰り返しとなりますが、同価格帯では、おそらく購入時に比較されるであろう、iStick Pico75と比較してみます。
その差は、はっきりしています。

まず、圧倒的にボタンの数が多いEVO75

iStick Pico75がボタン3つに対し、EVO75は5つのボタンが用意されています。

iStick Pico、EVO75Kitボタンの数

iStick Pico75は、パフボタンを除くと、2つのボタンで全ての機能を操作しなくてはいけません。

しかも、ボタンの位置が本体の底にあるため、毎回ボタンの位置を確認しながら操作をすることに。。

一方、EVO75は、パフボタンを除くと操作ボタンの数は4つ。
モード切り替えボタンと、調整ボタン(プラスマイナス)が独立しています。

EVO75Kit ボタンの説明

ボタンが独立しているのは、実際に使うと非常に便利。

たとえば、出力ワット数を頻繁に変更する編集者のような方には、とても有難いはず。

ボタンが独立しているおかげで、モード切り替えから数値調整へ、直感的に操作できます。

エアフロー

煙を吸い込む際の強さ(ドロー)を調整するためのエアフロー

EVO75 Kitのアトマイザーは、4つの取り込み口から空気を取り込みます。

エアフロー調整

調整リングは大きいので掴みやすく、滑らかに動作します。

iStick Picoのように、バッテリーを収納する「フタ」が干渉することもないため、調整はとてもスムーズ。

吸ってみた感想は?

アトマイザーの品質では評価の高いAspire社。
これまで使ってきたアトマイザーも編集部の評価は高く、今回のアトマイザーもWEB上の評価を確認する限り、上々です。

そんな、期待の持てる Atlantis EVO Tank がセットされた今回のスターターセット。

編集者が試しに吸ってみた感想を紹介していきます。

味・煙、バランスの良いアトマイザー

Atlantis EVOアトマイザー

はじめに断っておくと、編集者が日頃使っているベイプは、あくまで「味」を重視した物。

「煙の量」よりも「味の濃さ」がしっかり出る、リキッドの消費が少ないアトマイザーを選ぶようにしています。

そんな編集者が実際にしばらく使ってみた上で、結論から書くなら、Atlantis EVOは味と煙のバランスが良いアトマイザー

「煙が多いアトマイザーは味が出ない」というイメージが強かったのですが、このアトマイザーは両立できています。

吸い込んだ感じは、煙が多い分、喉にずっしりとくる印象があります。

味の再現性

ナッツ系、クリーム系の甘いリキッドを試してみたところ、舌触りの良い、滑らかで暖かい煙がクリームの風味にマッチしています。

蒸気を吸い込んでいくと、煙の量が多い分、喉の奥にじっとりとクリームの味が染み込んでいきます。

出力ワット数を上げていくと、喉に迫り来るような、圧倒的な感覚!

「味」だけでなく、この「吸いごたえ」で満足感が得られます。

 

味を重視するなら、0.5ohm のコイルをセット。

出力ワット数は、推奨ワット数の最低値、35Wくらいに抑えても、十分に香りと風味を抽出してくれます。
むしろ、ほどよく味わうなら、これくらいでも十分です。

 

さらに、40〜45Wと出力を上げます。

 

口の中から喉の奥へと、クリーム味の蒸気が、染み出しながら迫るような感覚。
まさに、味が口中から滲み出てくるような感覚です。

蒸気を吐き出す時でさえ、「喉」から「口」へ。クリーム味が染み出しながら、図太い蒸気が移動するのが分かります。

 

リキッドを喉に流し込んでいるようなこの感覚は、煙の量が多いからこそ。

ベイプをこれまで味わったことのない方なら、きっとこの感覚に驚くはずです。

購入時の注意点

EVO75 Kit は信頼性が高く、ユーザーの評価も高い製品。

しかし、はじめにも触れた通り、ベイプ製品は初期不良が多いのが実際のところ。

編集者も、評判の良い製品を購入して、致命的な初期不良に当たってしまった経験が数回あります

初期不良自体は、残念ながらどのメーカーの製品でも避けられません。

万が一に備えて、高額なベイプを購入する時ほど、購入前に「初期不良の場合の保証の有無」を確認しておくようにしましょう。

 

ベイプ専門ショップで説明を受けながら購入するのがおすすめですが、オンライン通販で購入するなら、ベイプ専門ショップ ベプログショップもおすすめ。

初期不良時の保証がしっかり明記されており、使用方法が分からない場合の無償サポート対応も行ってくれます。

ベプログショップで価格を確認

購入時は、なるべく知識のあるベイプ専門ショップなどで購入することをおすすめします。

EVO75 Kitの使い方

ここまで、商品の詳細や使用感をレビューしてきました。

最後に、EVO75 Kit の使い方を簡単に説明しておきたいと思います。
あくまで、購入してすぐに使い始めるための「基本的な使い方」です。

「モード」や「機能」もたくさんありますが、今回の記事では難しい機能の説明は省いています。

ベイプを使っているうちに、アトマイザーを交換したり、コイルの自作を始めたくなるかもしれません。
その時に、必要に応じて「モード」や「機能」について学んでいくと良いと思います。

それでは、順番に使い方を解説していきます!

バッテリーのセット

本体とバッテリー

バッテリーが付属していないセットを購入した方は、適合するバッテリーを購入しておきましょう。
NX75 MODに適合するバッテリーは、「18650バッテリー」

安全性のためにも、バッテリーについて知識のない方は、ベイプ専門店で確認して購入するのがおすすめ。

適合するバッテリーを購入したら、本体にセットします。

バッテリーケースはマグネット式。
MODの側面を引っ張ると、バッテリーを格納する部分が簡単に開きます。

バッテリーをセット

取り外したケースに、プラス極とマイナス極を間違えないよう注意しながら、バッテリーをセット。

バッテリーをセットしてMODに取り付けると、自動的に電源が入ります。

充電

充電は、付属のUSBケーブルで行います。

本体に充電ケーブルを差し込み、パソコンやUSBアダプタと繋いで充電を開始。

ソフトウェアアップデート

リキッドの補充とコイル交換

次に、アトマイザーにリキッドを補充していきましょう。

購入時は、すでに0.4ohm のコイルがセットされています。
そのままでも使えますが、より味の濃い、付属の 0.5ohm のコイルに交換する方法を見ていきましょう。

コイルを交換する

コイルを交換するには、まずアトマイザーを分解します。

分解方法は、アトマイザーの上部から順番に、ドリップチップ、フタ部分、タンクと、順番に外していきます。

アトマイザーの分解

分解できたら、コイルを回しながら取り外します。
付属の0.5ohmのコイルを取り付け、元に戻します。

アトマイザーの各部品は、回しながら外すだけ。工具などは不要で、簡単に取り外せます。

タンク部分は、最初に取り外す際、少し力が必要な場合があります。
外れない場合は、ゆっくりと左右にねじりながら外してみてください。

リキッドの補充

コイルを取り付けたら、アトマイザーのフタを取り外した状態で、上部からリキッドを補充していきます。
下の写真のように、コイルとガラスタンクの間にゆっくりリキッドを補充していきます。

リキッドの補充

アトマイザーをMOD本体に取り付けたまま補充した方が、安定してリキッドを補充しやすいです。
リキッドを入れたら、アトマイザーのフタをしっかり閉めます。

ここで大事なのが、リキッドを補充したら、そのまま10分ほど待つということ。

なぜ待つのかというと、コイルにリキッドを十分に馴染ませ、焦げ付きを防止するため。

初めて使うコイルの場合、必ずリキッドを入れて、10分ほど待つようにしましょう。

ロック解除

MODには、誤作動を防止するためのロックがかけられます。

MOD本体の「パフボタン(加熱ボタン)」を、5回連続で押すと、ロックが掛けられます。

ロックがかかると、画面に「Locked Click5×」が表示されます。

本体の電源が切れたわけではなく、あくまでロックされた状態。
持ち運ぶ時や、使わない時はロックをしておくと安心です。

吸引

リキッドを補充したら、さっそく蒸気を吸ってみましょう!

セットのアトマイザー(Atlantis EVO)を使う場合、「VWモード(可変ワッテージ:W)」を使います。
日常的に使うのも、この「VWモード」です。

「VWモード」を選択

本体の「W」ボタンを押して、液晶画面に「W」を表示させます。

これで、「VWモード」になりました。

ちなみに、「W」と「T」のボタンは、モード切り替えのボタン。
Wは温度管理を使用しないモードTは、温度管理モードの切り替えができます。

それでは、VWモードの状態で、最適なワット出力に変更してみましょう。

ワット出力の変更

MODの出力を、コイルに合った出力へと変更していきます。

0.4ohmのコイルを使用している場合、推奨ワット数は40 - 50W。そこで、まずは40W前後で出力して、試し吸いをしてみましょう。

40Wから、徐々にワット数を上げていき、最適なワット数を探ってみると良いです。

では、出力ワット数を変更してみます。
「VWモード」の状態で、+ / -(プラス、マイナス)ボタンを押しながら、40Wに変更します。

EVO75Kit ボタンの説明

設定を40Wにしたら、パフボタンを押しながら蒸気を吸い込みます。
好みに合わせて、ワット数を上げたり下げたりしながら煙の濃さを調整しましょう。

エアフローの調整

最後に、エアフローの調整について触れておきます。

エアフローというのは、空気を吸い込んだ時の空気の流入口(空気孔)のこと。
Atlantis EVOは、エアフロー(空気孔)の調整ができます。

アトマイザーの下の方に、エアフローの調整リングがついています。

このリングを回して、空気孔を大きくすれば、軽い吸い口で煙がたくさん吸い込めます。

反対に、空気孔を小さくすれば、重い吸い口に。煙も少しずつしか吸い込めません。その分、濃い煙を味わえます。

エアフロー調整

エアフローを調整するだけでも、煙の濃さや吸った感じが変わるため、ベイプの楽しみが広がります。

エアフローを調整しながら、自分好みの空気の重さ(ドローと言います)を探してみてください。

まとめ 編集部的には、星5つ!

編集部では、おすすめのベイプスターターキットとして、今回紹介した EVO75 Kit を、ボックスMODで最もおすすめするキットに選んでいます。

その所以は、何よりも高機能かつ、デザイン性の高いMOD。

グリップ感や重さで選ぶなら、iStick Picoの方が軽くてコンパクト。フィット感も高く、扱いやすいMODです。
しかし、機能性やデザイン性を考えると、やはり今回のMOD(NX75)は優秀。

そもそも、携帯性や外出時の使用を考えると、ボックスMOD自体があまり向いていません。

持ち歩きに使うのなら、サイズの小さいペンタイプのベイプや、カートリッジ式・使い捨て式電子タバコを使うのが、理にかなっています。

ならば、やはりボックスMODはデザインや機能に優れた、所有欲を満たす製品が良い。
長く使えて、信頼できる製品であることが重要です。

そう考えると、EVO75 Kit は非の打ち所のない製品。

味と煙を両立させた、中立的で扱いやすいアトマイザーも、初心者の方が、自分の「好みの味」を探すためにはぴったりです。

今後、本格的にベイプを使ってみたい。アトマイザーも交換していきたいし、コイルの自作にも挑戦したい。

そんな方は、EVO75 Kit を、検討してみてください。

 

ベプログショップでAspire EVO75 Kitを確認

 


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