ネット上のニュースでも、電子タバコについて検索すると必ず目にするのが健康被害の問題についてです。
このブログでも健康被害についての話題は何度か取り上げていますが、今回は自身の経験も踏まえつつ記事にしてみたいと思います。
電子タバコと普通のタバコ、健康被害について
上の写真は、私が初めて購入した電子タバコです。Joyetech社の「eGo-t」という製品ですが、今でも時々使用しています。私がVAPE(ベイプ)と呼ばれる電子タバコを初めて購入したのは、2013年の末でしたので、電子タバコの使用歴は1年とちょっとという事になります。
それまでは、10年以上も「本物のタバコ」を吸い続けていました。今では、本物のタバコの代わりに、毎日電子タバコを愛用しています。
電子タバコを使って感じた事
ほとんどの方は、電子タバコを使用し始めて、身体に何か異変はなかったのか?という事を気にしているようです。これについて、一言で完結に答えるとするならば「リキッドによる」という答え方が、一番適切な気がしています。
リキッドとは、電子タバコに入れる液体のフレーバー(風味)です。本体に関して言えば、基本的な使い方を守っている限り、体に感じるような健康被害の原因になる事はまず考えにくいと思います。
しかし、本体に入れるリキッドは、気化させて吸引することで、直接身体に取り込む事になります。実は、私の経験上、リキッドの質が著しく低い物を使用した場合に、気分が悪くなったり、喉に違和感を生じたりする事がこれまでに何度かありました。
また、質の悪いリキッドは単純にマズイと感じます。マズければ、当然吸い続けることができないですし、そもそも電子タバコを楽しんでいるという気がしなくなります。
リキッドのチョイスを間違えると、健康の問題だけでなく、電子タバコの楽しみが著しく減ってしまう事になるのです。
リキッドで感じた違和感
電子タバコを買ったばかりの頃、とにかく色んなリキッドを試したいと思い、安価な製品をいくつか購入して試した事があります。はっきりと検査したわけではないので、このリキッドのせいだと断定できているわけではありませんが、安価なリキッドを吸い続けていた時に感じた違和感は、以下のようなことです。
連続して吸い続けた直後に、気持ち悪くなる
電子タバコにハマったばかりの頃、連続して数十分も吸い続けるという事がありました。安価なリキッドを使用して連続吸引をしていると、吸い終わった後に胸がムカムカして気持ち悪くなるという事が何度かありました。
はっきりとした原因は分かりませんが、感覚としては本物のタバコを連続して吸引した時の気持ち悪さに似ています。
喉に違和感を感じる
吸っている最中や、吸った後に喉がイガイガするような違和感を感じる事もありました。吸うのをやめるとすぐに良くなるのですが、これもリキッドによって、はっきりと感覚が分かれます。長時間吸い続けると、しばらく喉に違和感が生じるということもありました。
寝つきが悪くなった
これも、長時間吸い続けた時に感じたことです。しばらく電子タバコを吸って、眠りにつこうとしたら、胸の辺りがちょっと気持ち悪かったり、鈍い頭痛がする感じがして、なかなか眠れないという事がありました。気のせいかとも思いましたが、電子タバコを連続吸引した後に起きるので、やはり関連性は高いと思います。
怪しいリキッドは使わない
私の経験ですが、上記に挙げたような「違和感」は、リキッドによって感じ方が異なります。アメリカ製の有名なリキッドや、人気で名が知れているリキッドを使用していると、こうした違和感を感じたことはまずありませんでした。
やはり、リキッドはしっかりした物を選ぶべきだと感じています。
本物のタバコと比べた感想
個人的には、電子タバコで感じる身体の不調は、本物のタバコと比べれば小さなものだと思います。私の場合、1年近く電子タバコを使っていますが、本物のタバコを吸っていた時に比べればよっぽど健康的に感じます。
本物のタバコを吸っていた時のように、身体がだるくなるということもありませんし、激しい運動をしても、息が上がりにくくなりました。また、夜の寝つきが良くなった、頭痛がする回数が減ったという変化も感じています。
電子タバコの健康被害については、まだまだ不明な点が多いようです。
私の場合、1年間吸ってみての感想は、しっかりしたメーカーの製品やリキッドを使っているかぎり、本物のタバコよりもよっぽど健全ではないか?ということです。