電子タバコの中でも、人気が高いのが、大容量なバッテリーで煙も多く出る「ベイプ」と呼ばれる製品です。禁煙ブームの影響もあってか、昨年頃から購入者が殺到し、人気商品ともなると現在の価格の倍以上の価格で販売されていました。
最近では昨年のブームの反動もあり、価格も在庫もだいぶ落ち着いてきています。これからベイプを購入しようと考えている方にとっては、当時の値段と比較して、こんなに安い価格で本当に大丈夫だろうか?と、不思議に思うこともあるかもしれません。
電子タバコと価格の違い
具体的には、昨年度爆発的な人気で売り切れが続出した、Kamry社のX6。この製品の場合、正規品を購入しようとすると、昨年度は7,000円〜で取引されていました。
在庫がほとんどない状態だったので、ネットオークションでは1万円で取引される、なんていう事もあったくらいです。
Kamry X6の正規品を取り扱っているショップを確認してみると、最近では、Kamry X6本体の価格は、4,000円程度にまで値下がりしています。
現在では、Kamry X6の正規品も充分に在庫が確保されるようになりましたし、メーカーもコピー品対策のために、本体にシリアルナンバーを付けて販売するようになりました。
日本よりも電子タバコの普及が進む欧米や欧州で、一般的な電子タバコ本体の価格を見てみると、一部の有名ブランドの製品を除いては、やはり4,000円くらいが妥当な金額のようです。
昨年度の価格は、電子タバコ人気が加熱し過ぎた上で、在庫不足が原因だっと考えられます。
安い電子タバコでも全然使える
安い、と言っても4,000円くらいの話です。私にとっては、これまで吸っていた本物のタバコにかかっていた出費の事を考えてみると、4,000円は安い価格です。金額の感じ方は人によってそれぞれ差があるでしょうが。。
例えば、以下はフレンバー(Frienbr)という日本のブランドの電子タバコです。
私が愛用している電子タバコのひとつですが、本体の価格はバッテリーのサイズに合わせて、4,000円 〜 8,000円とバリエーションがあります。
フレンバーは、見ての通りシンプルでスタンダードな電子タバコです。余計な物は一切ありませんが、海外で「ベイプ」と言えばこういう形の物を指すのではないでしょうか。
アトマイザーやバッテリーなど、主要なパーツはフレンバーショップの中でも規格化されています。初めて電子タバコを使用するという方にも、とても分かりやすいです。
デザインにこだわった電子タバコも、確かに魅力的です。ただ、使いやすさという点では、必要なパーツがすぐに揃い、選びやすいという点は重要です。
フレンバーのような電子タバコは、価格は高価ではありませんが、長く使うにはとてもおすすめです。