プルームテックを使っていると、一度は起こる問題として、たばこカプセルの「カートリッジ切れ」があります。
しばらくプルームテック使っていると、こんなことに思い当たりませんか?
たばこカプセルの「味」はまだ残っているのに、カートリッジのリキッドが切れて蒸気が出なくなる。もしくは、焦げ臭い味になる。
たばこカプセルはまだ残っているから、捨てるにはもったいない。。
今回は、そんな時に役立つ、「プルームテック カートリッジ再生キット」を紹介します。
こちらの商品、ベプログショップさんよりレビュー用にいただきました。
道具だけを見ると、ちょっと難しそうに感じるかもしれませんが、実際に1度使ってみるととても簡単なことが分かります。
早速、使い方をレビューしていきます。
この記事の目次一覧
プルームテックカートリッジ再生キットとは
レビューの前にちょっとだけ補足説明を。
プルームテック再生キットとは、自分でカートリッジを分解して、リキッド補充して再利用するためのキットです。
プルームテックのカートリッジを一度分解して、リキッド注入することになるので、もちろんメーカー(JT)非推奨の方法です。あくまで自己責任ということは認識しておく必要はありそう。
ベプログショップの「プルームテック カートリッジ再生キット」は、付属のベースリキッドの量が多い(100g)ということと、「互換アトマイザー」や、必要なセットが全て付属しているのが特徴です。同梱物を確認していきましょう。
プルームテック再生キットの同梱物
まずは同梱物の一覧から。
- かぎ棒
- シリンジ(注射器)
- プルームテック用 互換アトマイザー
- ユニコーンボトル
- オリジナルポーチ
- ベースリキッド100g(ノーマル または メンソールのどちらか)
- 説明書
以上のセットで、価格は1,980円です。
リキッドの味は、純正のカートリッジと同じ「無味無臭」の物と、「メンソールフレーバー」の2種類から選べます。
味のレビューについては後述しますが、メンソールが入っていると清涼感があるため、喉への刺激を感じやすいというメリットもあります。
たばこカプセルの風味が切れてしまっても、とりあえずメンソール フレーバーで口寂しさを紛らわせる、という使い方もできそう。
この、専用ベースリキッド、単体で追加購入することもできます。
互換アトマイザーってなに?
互換アトマイザーは、「使い回しのきくカートリッジ」という風に考えると分かりやすいかもしれません。
プルームテック オリジナルのカートリッジのように、内部に「綿」のようなものは入っていません。「コイル」と呼ばれる加熱するための部品が入っていて、カートリッジと同じように蒸気を作り出すことができます。
互換アトマイザーは、リキッドが注入しやすく、リキッドの残量が一見してわかりやすいというメリットがあります。
使い回しができるので、コイルが痛んで使えなくなるまでは、何度でもリキッドを補充して使うことができます。
プルームテックカートリッジ再生キットの使い方
早速、プルームテック カートリッジ再生キットの使い方を、順番に説明していきましょう。
カートリッジの分解
まず、再生したいプルームテックのカートリッジを分解します。分解と言っても、部品をひとつ取り外すだけで大丈夫。
カートリッジの内部に、透明のカバーがあります。これを、「かぎ棒」を使って取り外します。やってみましょう。
キットに付属している「かぎ棒」の先端を「フタ」に引っ掛け、引き抜きます。
かぎ棒の先端は、フックのように先が曲がっていて、先ほどの「フタ」をひっかけやすく作られています。
「フタ」の中心の穴に、フックを引っ掛け、ゆっくりと引き抜いていきます。
この時、必ずゆっくり引っ張るようにします。一気に引き抜こうとすると、勢いでフタが飛んでいってしまうので注意してください。
抜けない時は、ちょっと力を込め、ゆっくりねじるようにしながら強めに引っ張ってみてください。
こんなふうにフタが抜けます。
フタが取れると、その下に綿のようなものが詰まっているのが見えるはずです。
カートリッジにリキッドを注入する
フタが取れたら、次にカートリッジの「棉」の部分に、ベースリキッドを補充します。
まずは、キットに付属しているシリンジ(注射器のような道具)に、リキッドを補充しましょう。
リキッドをカートリッジに入れすぎると、液が下から漏れる心配があります。カプセルの湿りにも繋がってしまいます。
リキッドは入れ過ぎないように注意しましょう。多くても、1度に0.5ml 以内で大丈夫です。
ベースリキッドの容器の入り口から、シリンジでリキッドを吸引します。
シリンジにリキッドを補充したら、カートリッジ内のコットンに、ゆっくりと染み込ませていってください。
この時、カートリッジの中央にある「穴」の中にリキッドが入らないように注意します。
あくまで、棉に染み渡るように、ゆっくりと注入していきます。
カートリッジのカバーを戻す
リキッド注入したら、カートリッジにフタを付け直します。ちょっとコツが必要なので、注意してください。
まずカートリッジに、写真を参考にして、フタをまっすぐに取り付けます。先端にちょっとハマるような感じになると思います。
この状態になったら、「たばこカプセル」を使って、フタをさらに奥まで押し込みます。
たばこカプセルを、フタの上から押し込むようにして、少し力を入れて押していきます。
フタがまだしっかり入っていないようであれば、「かぎ棒」の柄の部分を使って、軽くゆっくりと押し込みましょう。
ただし、押し込みすぎると、カートリッジの破損につながるので、要注意。
ここまでで、カートリッジの再生が完了しました!あとは、普段通りにタバコカプセルを取り付けて吸ってください。
互換アトマイザー
次に、キットに同梱されている「互換アトマイザー」の使い方について説明していきます。
互換アトマイザーの使い方
まず、互換アトマイザーの上部のキャップを取り外します。
ここから、ベースリキッドを注入していきます。同梱されている「ユニコーンボトル」を使うと便利です。
中央部分に「穴」があるので、この穴にはリキッドが入らないように注意しながら注入してください。
アトマイザーの側面から見えるガラス窓で確認しながら、八分目くらいを目安にリキッドを補充します。
リキッドを注入したら、コイルにリキッドが染み込むまで10分ほど待ちましょう。待たずに使用すると、コイルが焦げ付いてしまう可能性があるので注意してください。
リキッドを補充できたら、キャップを元に戻します。通常のプルームテックのカートリッジと同じように、先端にたばこカプセルを取り付けて使います。
互換アトマイザーは、市販のベイプ用リキッドを入れて吸うこともできます。
2種類のリキッド 味はどう違う?
無味無臭のリキッドと、メンソールフレーバーのリキッド。2つのリキッドを試し吸いしてみた感想も書いていきます。
無味無臭のベースリキッド
無味無臭のリキッドは、プルームテックの「たばこカプセル」に付属するカートリッジと同じようなフレーバー。つまり、何も味付けされていないリキッド、という印象です。
従来の「たばこカプセル」と同じ味を求めている方は、このリキッドを選んだ方が良いでしょう。
メンソールフレーバーのリキッド
メンソールフレーバーのリキッドですが、しっかりメンソールの清涼感が含まれています。甘さや余計な風味はなく、メンソールのフレーバーのみです。
ちょうど、プルームテックのメンソール味と同じようなフレーバーを想像すると良いと思います。
たばこカプセルを付けず、このリキッドだけをカートリッジに入れて吸っても、成り立ってしまうような印象もあります。
たばこカプセルの風味に加え、メンソールの清涼感がプラスされるので、あえてたばこカプセルと合わせて吸うのも面白いです。
清涼感があると、口の中にちょっとした刺激ができるので、吸いごたえを感じやすくなるはず。
まとめ:節約にちょうど良い!プルームテック再生キット
カートリッジの再生、と聞くと、ちょっと難しそうなイメージがあるかもしれません。
今回の記事で説明したように、「ちょっとしたコツ」は必要ですが、一度やってみると、2回目からはとても簡単です。
リキッドは100g入っているので、軽く15回以上は使えるように思います。この価格なので、プルームテックの「節約グッズ」として、1つ持っておいても損はないと思います。