電子タバコのリキッドには、ニコチンが入っている物と、そうでない物が販売されています。
時々、ニコチンの入っていないリキッドなら安全なの?と聞かれる事がありますが、そういう問題でも無いように思います。
ところで、本来日本国内ではニコチン入りのリキッドを購入する事はできません。ニコチン入りのリキッドを購入したい場合は、海外のショップなどから直接取り寄せるのが普通です。
むしろ、海外(特に米国)の大手のリキッドメーカーは、日本以上に安全性には気を遣っています。健康についての関心が日本以上に高く、訴訟リスクが高い米国の場合、体に摂取する物に対する安全性の追求は日本以上だと感じます。
ニコチンなしのリキッドの違い
ニコチン入りのリキッドの場合、気をつけなければいけない事は、摂取するニコチンの量です。
海外のショップからニコチン入りのリキッドを購入する場合、ニコチンの含有量を選べるようになっています。過剰にニコチンの量を増やす、または、一度に大量に摂取してしまう事は危険です。
本物のタバコを吸う場合も同様ですが、一度に大量のニコチンを摂取すると、気分が悪くなったり頭痛や吐き気がするなどの症状が現れます。ニコチンは、一度に大量の量を摂取すると、危険な中毒症状を起こすという事を頭に入れておく必要があります。
安全性の問題
電子タバコの健康被害について現在問題になっている事というのは、リキッドに含まれる科学物質が健康上なんらかの悪影響を与えるのではないか?という懸念です。
- リキッドに含まれる化学物質に、発がん性があるのではないか?
- 本来はニコチンが入っていないはずのリキッドに、ニコチンが含まれていた。
- 喉や肺に悪影響を与える可能性がある。
- 頭痛やめまいなどを引き起こす可能性がある。
上記のような懸念が報告されていますが、2番目の項目を除いて、これらの懸念はニコチン入りかどうかという点は関係ありません。これらの原因は、リキッドに含まれる化学物質が問題となっているようです。
もちろん、全てのリキッドにこのような問題が起こっているのかと言うと、そうではありません。むしろ、一部のリキッドにこうした問題があり、電子タバコ全体のイメージが悪くなっているように感じます。
国産のリキッド
近年では、国産の電子タバコのリキッドも多く販売されるようになりました。
個人的には、米国の有名メーカーのリキッドは安全性の問題は心配していませんが、やはり国産のリキッドの方が信頼できるという面はあります。