2018年6月から、IQOS 2.4 plusの価格は 7,980円に改定されました。以前よりだいぶ安くなったとは言え、まだまだ手頃な価格とは言えない価格です。
そこで注目されているのが、「アイコス互換機」。純正品と同じように、アイコスのヒートスティックを味わうことができます。
今回紹介する EFOS E1 も、アイコス互換機のひとつ。IQOS 2.4 plus のキットよりも価格が安く、アイコスのデメリットを解消した商品でもあります。
ただし、決して良い評価ばかりの製品ではないので、その点もしっかりレビューしておきたいと思います。
今回は、ベプログショップさんからレビュー用に EFOS E1をいただきました。さっそく実際に試した感想をお伝えしたいと思います。
この記事の目次一覧
EFOS E1の特徴
EFOS E1は、現在ベプログショップにて割引価格が適用されており、6,286円(税込)という、割安な価格で販売されています。アイコスの 7,980円よりも、多少は割安の価格設定です。
EFOS E1ならではのメリット
EFOS E1は、アイコスと比べて「ただ安いだけ」という製品ではありません。アイコスのデメリットを払拭するために、独自の機能が備わっています。
たとえば、低温 / 高温の2種類のモード切り替え機能を搭載しています。ヒートスティックの種類に合わせてモードを切り替えれば、好みの風味を味わうことができます。
アイコスのように、1本吸うたびに「ホルダー」を2分充電しなければいけない、という待機時間もありません。待ち時間がないので、連続吸い(チェーンスモーク)ができるというのは、嬉しいメリットです(連続吸いは、5本まで)。
さらに、実際に吸っていると1本あたりの吸引回数はアイコスよりも多く、長く吸えるぶん、満足感も高いように思います。
もちろん、味に関しては純正のアイコスとほとんど変わりません。
こうした、アイコスにはないメリットや機能を備えている点は、互換機ならでは。
ただし、実際には良い評価ばかりではありません。さっそく、EFOS E1を使ってみた感想を詳しくお伝えしていきます。
EFOS E1の使い方
まずは、EFOS E1の使い方から説明していきます。アイコスのように、「ホルダー」と「充電器」で別れていないので、使い方はシンプルです。
付属品
付属品は以下の通り。
- EFOS E1本体
- 充電ケーブル
- 布ケース
- 説明書
- 保証書
ベプログショップで購入すると、90日間の初期不良・不具合の保証が付いています。上記の「保証書」を持っていないと、保証・サポートを受けることができません。
保証書を無くしてしまわないように注意しましょう。
充電
本体の底に、充電用の差し込み口(マイクロ USB)があります。
まずは、付属の充電ケーブルをこの差込口に挿し込み、充電を開始します。
ヒートスティックをセット
本体上部にある、ヒートスティック挿入部のスライドを開けます。ここにヒートスティックをセットします。
EFOS E1は、IQOS のように加熱ブレード(ヒートスティックを刺す刃)がないので、ちょっとスカスカした感じがしますが、心配ありません。
加熱方法(低温モード)
EFOS E1は、電源を入れると自動的に予熱が開始され、予熱が完了したら加熱に切り替わります。
順番に説明していきます。
電源ON
ヒートスティックをセットした状態で、電源ボタンを連続で3回を押します。バイブレーションが、長く1回だけ振動します。
ボタン部分のLEDライトが緑色に「点滅」し始めます。点滅中は、「予熱」している状態です。
加熱(吸引)
30秒後に予熱が完了し、一回だけバイブレーションが振動し、LEDが点滅から点灯に変わります。この時点で、吸引を開始してください。
連続吸引は5回まで
連続で吸引したい場合は、使い終わったヒートスティックを取り出し、新しいスティックをセットします。そのまま電源を入れ、連続して吸引することができます。
ただし、高温になるため、連続での使用は5本までが限界です。5本吸い終わったら本体の温度が下がるまで、しばらく使用を控えます。
高温モードへの切り替え
高温モードに切り替えるには、電源をオンにして、余熱が始まったらすぐにボタンを3秒長押しします。
高温モードに切り替わると、 LEDの色が緑色から赤色に変わります。
もう一度長押しすると、低温モード(緑色のLED)へ切り替わります。
EFOS E1の評価は?
ベプログショップでは、EFOS E1の評価が掲載されていなかったので、Amazonでユーザーの評価を確認してみました。
Amazonでの評価は、5段階中の「3」なので、「とても良い」というわけではなさそうです。最近の評価にも、あまり良くないという評価がいくつかありました。
その理由を探ってみました。
EFOS E1の悪い評価
良くない評価で見られたのは、不具合や初期不良が原因です。
ヒートスティックを加熱するため、「高熱を持つ製品」という特性から、「熱でバッテリーが膨張して変形した」「勝手に電源が落ちた」「プラスチックが割れた」などのネガティブな書き込みが見られます。
この他にも、味が良くないという評価も少し見られました。
私の元に届いたレビュー商品を使った限り、味や、熱によるひび割れなどはありませんでした。
私が使ってみた詳しい感想は、後ほど紹介します。
EFOS E1の良い評価
良い評価に関しては、「味が良い」「美味しかった」「連続で吸引できる(チェーンスモーキング)ので、アイコスよりも使いやすかった」といった意見が目立ちます。
中には、他社のアイコス互換機と比較しても、トップクラスで味が良いという方もいました。
先ほどの悪い評価とはまるで正反対です。一体どちらが正しいのでしょうか??
個体によりバラつきがあるかも?
Amazonでの評価を見ていて感じたのは、良い評価と悪い評価で完全に分かれているということ。
この製品、もしかすると個体差の多い商品なのではないか?という気がします。
特に初期不良やバッテリーの不具合など、自分が手にした商品には全く見られないため、まさに個体差の影響な気がします。
万が一不具合品に当たってしまった場合は、すぐにサポートセンター、購入したお店に相談するようにしましょう。
ベプログショップで購入した場合、90日間のサポートがついています。保証書をもって、症状を説明するようにしてみてください。
EFOS E1 を使った個人的な感想
個人的には、EFOS E1を使ってみて「味がおかしい」「本体のプラスチックが破損していうる」というようなことは、もちろんありませんでした。
ただ、後ほど書いているように、本体表面の塗装の一部がほんの少し剥げていました。ここら辺の品質は、少し甘いような気もします。
その他の使用感は、味については純正品のアイコスとほぼ変わらず、Amazonの評価で見たような味の違和感は全くありませんでした。
個人的に気に入ったのは、アイコスよりも吸引回数が多いという点。 アイコスが一本あたり14回吸引できるのに対して、EFOS E1は20回も吸引できます。
実際に吸っている時も、アイコスを吸っている時よりだいぶ長く吸引できている気がします。
本体の質感は?
まず開封してみて思ったことですが、上にも書いた通り、質感はアイコスよりもやや劣るという気がします。
特に表面の材質はプラスチックのような素材で、そこまで高級感はありません。塗装の仕上がりについては、実はレビュー用に頂いた製品は、表面の塗装の一部がほんの少し禿げていました。
これが稀な事例なのかどうかは分かりませんが、おそらく個体によって品質や味に差がある製品ではないか?と思った次第です。
チェーンスモーキング、高温モードが便利
EFOS E1の特徴でもある、チェーンスモーキング(連続吸い)や、高温モードは問題なく使えます。
私の場合、連続で5本も吸うようなことはない(せいぜい2本)ので、5本連続で吸った場合、どのくらい熱を持つのか?ということまではチェックしていません。
2〜3本のチェーンスモーキングなら、問題なく使えます。
高温モードへの切り替えも簡単で、ヒートスティックに合わせて高温・低温を切り替え、自分の好みの味を探してみるのも楽しいのではないでしょうか。
故障・不具合品に当たってしまったら?
途中にも書いたように、Amazonの評価を見る限り、この製品は個体によって不具合が出る可能性があるのではないか?と思っています。
電子タバコ(ベイプ)や加熱式タバコは、海外の生産工場で作られています。製品によっては、品質にムラがある製品も存在するのが、残念ながら実際のところなのです。
運悪く初期不良の製品に当たってしまった場合は、すぐに連絡して商品の交換をお願いしましょう。ショップもメーカーも、通常は初期不良などの場合の保証に対応してくれるはずです。