電子タバコのアトマイザ部分は、加熱し過ぎると故障や不具合などのトラブルを引き起こすことがあります。
以前の記事でも触れたことがありますが、アトマイザは、高温を発して電子タバコのリキッドをミスト(煙)に変換する装置です。
実際にバッテリーのスイッチ部分を押してみると分かります。
高熱によって、アトマイザの中でリキッドが気体に変わる「シュー」という音がします。
アトマイザを連続で使用し続けていると、高熱の状態が長く続くわけですので、故障やトラブルの原因となるのです。
電子タバコを使用している人は、既に経験済みだと思います。
スイッチを押した状態のまましばらくすると、アトマイザ部分が異様に熱を持っているという事があるのです。
この状態が長く続くと、アトマイザの破損や故障、劣化の原因となるわけです。
ボタンを押したままの状態を維持するのは、3秒程度にしておき、何度かボタンを離しながらミストを吸い込むのがおすすめです。
最近の電子タバコ(VAPE)は煙の量も多く、濃い煙を作り出す事ができるので、短時間でも十分に満足することができるはずです。
煙の量が少なくなったら交換時?
アトマイザ部分も、その他のパーツと同様に消耗品である事に変わりはありません。
長く使っていると、徐々に煙の量や濃さが少なくなったように感じる事があると思います。
そんな時は、まずは、アトマイザ部分をしっかり洗浄してみることをおすすめします。
しかし、洗浄をしても煙の量が少なかったり、濃い煙が出なくなったという場合は、もしかするとアトマイザの寿命かもしれません。
上の写真のように、アトマイザとカートリッジ部分が一緒になっているタイプの場合、アトマイザの交換は安い金額ではないかもしれませんが、それでも2〜3,000円ほどで交換できるのが普通です。
また、電子タバコの種類によっては、アトマイザ部分だけが独立しているタイプの物もあります。
こうした種類の物なら、交換も比較的安価にできるので便利です。