電子タバコ(VAPE)をこれから始めようとしている人にとって、ニコチン入りのリキッドが購入できるかどうか?という事は、けっこう大きな問題のひとつではないかと思います。
というのも、禁煙目的で電子タバコを購入する人のほとんどは、ニコチン入りの電子タバコを吸うことによって、ニコチン依存を補おうと考えるからです。
数年前、電子タバコが流行りはじめた当初の理由というのも、まるで本物の煙草のような煙の濃さ(見た目)と、喉を通る感触が、まるで本物のタバコのようだと話題になったからです。
しかし、実はこの流行、日本ではそうでも無かったというのが正直なところだったのではないでしょうか。
日本では、基本的にニコチンの含むリキッドの販売は、薬事法で禁止されているからです。
そのため、あくまで日本の場合、表立って販売されているのはニコチンが含まれていないリキッドなのです。
こうしたニコチンが含まれていないリキッドも、ものによりますが、喉に程よい刺激があって、煙が喉を通る感覚は、まるで本物のタバコのような感触を味わうことができます。
それでも、ニコチンが入っているリキッドの場合、喉を通る瞬間に強い刺激を得ることができます。
タバコを吸った事がある方なら、何となく言わんとする事が分かると思うのですが、ぐっとくるあの感じです。
そんなわけで、残念な事に、海外で電子タバコの大ブームが起きている最中も、日本ではあまり電子タバコが表立って大ブームとなることはありませんでした。。
では、日本ではニコチン入りのリキッドが買えないのかと言うと、そんな事はないようです。
国内でもニコチン入りのリキッドは購入できる
以前から、インターネットの通販では個人輸入代行という商品が多く見られます。
この、個人輸入代行というのは、日本では法的に販売されていないニコチン入りのリキッドを、個人輸入として合法的に購入する方法です。
個人で輸入する分なら(大量に輸入などをしなければ)、国内に居ても海外の製品を購入して良いという事です。
インターネットでは、この個人輸入を代行する業者が沢山あり、これらを個人輸入代行業者と呼んでいます。
個人輸入代行を利用する場合、製品を注文してから届くまで多少時間がかかったり、時には注文個数が間違っていたりという、海外製品を取り寄せる上でのトラブルも時折あるようです。
おすすめのリキッドは?
ニコチン中毒にどっぷり浸かっているという方にとって、ニコチン入りのリキッドは、禁煙への足掛かりとしては大変おすすめです。
しかし、私自身の場合は、電子タバコを始める前は、1日ちょうど1箱程度、約10年に渡って喫煙を続けていました。
それでも、ニコチン入りのリキッドを使わずに禁煙をすることができました。
その代わり、私の場合、煙の濃さがある程度ある電子タバコを、1日のうちに何度も、一度吸い始めたら止むことなく吸い続けていました。
本物のタバコを吸っていた方なら、例えニコチンが入っていないリキッドでも、電子タバコにかなりの常習性(依存性)があるという事に気づくはずです。
私が個人的におすすめするのは、アメリカのジョンソン・クリーク社から発売されている「ジョンソン・クリーク・オリジナル」とういうスモークジュース(リキッド)です。
ある意味ではタバコに近い味とも言えますが、独特の甘みと香り高い風味は、電子タバコのリキッドでしか味わえない、洗練された高品質な味わいです。
過去にジョンソン・クリーク・オリジナルについてのレビュー記事も作成していますので、気になる方は参考にされてみてください。
参考記事:ジョンソンクリークはクセになる深い味!
個人的に、禁煙目的での電子タバコはとてもおすすめなのですが、残念ながら財布にはそこまで優しくありません。
結局、電子タバコのリキッドは、自分に合った風味を探し始めると色々な種類を買い揃えたくなります。
それに、色んなリキッドを試し始めると、カートリッジの数も揃えなくてはならなくなります。こうなると、選んだ電子タバコの種類によっては、本物のタバコと同じか、それ以上の価格になってしまう事も珍しくないと思います。
電子タバコも本物のタバコと同様に、節度を持って楽しむという事が大切なのかもしれません。