これまで本物のタバコを吸ったことがないという方の場合、電子タバコのリキッドを購入する時に「ニコチン」が入っていないか気になってしまうのではないでしょうか。
ニコチンは、依存性のある物質です。電子タバコの場合、ニコチンの含まれたリキッドを吸っても、統計的に本物のタバコのような依存性を引き起こすことは少ないという事が分かっています。
しかし、それでも常習性や害のあるニコチンを体に入れたくないという電子タバコユーザーは多いでしょう。
また、これまでタバコを吸った事がないという方の場合、初めてニコチンを摂取すると、気分が悪くなったり、目眩や頭痛を引き起こす可能性もあります。
これは、本物のタバコを吸った時でも同じことです。
日本製のリキッドにニコチンは含まれない?
多くの方が知っているように、日本ではニコチンの入ったリキッドを製造したり、販売したりする事は薬事法で禁止されています。つまり、本来ならニコチンの入ったリキッドが日本で販売されている事はありません。
ただし、海外から個人輸入などの方法でニコチン入りのリキッドを仕入れる事は可能です。
入っていないはずのニコチンが入っていた..
しかし、ある検査機関が公表した結果によると、本来は入っていないはずのニコチンが、日本で販売されていたリキッドに含まれていた、という事実があるそうです。
ただし、このリキッド自体は日本で製造されたものではなく、海外で製造された物を輸入して仕入れていたそうです。
この事が表に出て依頼、日本で販売されているリキッドにも、実はニコチンが含まれているのでは?と、疑心暗鬼になった方もいるのではないでしょうか。ただ、これはあくまで特定のリキッドに限った話です。
具体的な製品名は明らかにされてはいませんが、かなり質の悪いリキッドである事に間違いはないでしょう。
最近では、日本でも海外から大量に安価なリキッドが仕入れられています。中には、製造元が全く分からないような、数百円で販売されている物まであります。ある意味では無法地帯です。
安心できるメーカーのリキッドを選ぶ
しっかりとしたメーカーのリキッドに限って、本来含まれていない成分が含まれているというような事は絶対にあり得ない事です。大手のリキッドメーカーは、世界中にリキッドを卸しているわけです。
当然、製造工程の品質管理は、世界的に高い品質基準が厳守されています。こうしたメーカーのリキッドが、数百円で販売されているというような事はありません。
リキッドは、体に入れる物です。販売元が分からないような、怪しげな製品は見ればすぐに分かると思いますので、こうした製品はなるべく購入するべきではありません。
通常なら、「ニコチンなし」と書かれたリキッドに、ニコチンが入っているような事はあり得ない話です。
日本製のリキッド
また、最近では安全性に配慮した日本製のリキッドもとても人気です。国産のリキッドであれば、どれも安心だと考えるのは間違いですが、販売元がしっかり分かる国産のリキッドなら、信頼度は高くなるでしょう。